SOMPO美術館で「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」が開催へ

東京・新宿のSOMPO美術館で、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの世界最大規模のコレクション、フィロス・コレクションからその作品を紹介する展覧会「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」が開催される。会期は6月22日~9月23日。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック キャバレのアリスティド・ブリュアン(文字のせ前) 1893 127.3×95.0㎝ リトグラフThe Firos Collection

 19世紀末のフランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864〜1901)。フィロス・コレクションからその作品を紹介する展覧会「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」が東京・新宿のSOMPO美術館で開催される。会期は6月22日~9月23日。

 フィロス・コレクションとは、ギリシャ人コレクターのベリンダとポール・フィロス夫妻が20年以上にわたり収集しているロートレックの紙作品(グラフィック)の個人コレクション。本展では、個人コレクションとして世界最大級であり日本初上陸となるこのコレクションから、約240点の作品と関連資料が展示される。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック  ディヴァン・ジャポネ 1893 80.8×60.8㎝ リトグラフ
The Firos Collection
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 『レスタンプ・オリジナル』誌表紙 1893 58.0×69.0㎝ リトグラフ
The Firos Collection

 会場は全5章で構成され、19世紀末パリの様相を伝えるポスター群から、それにまつわる日々のスケッチや、同コレクションの強みでもある約45点の素描、そして書簡、写真なども紹介。画家の関連資料からロートレックの真の姿にせまるものとなるという。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック アルフォンス・ド・トゥールーズ= ロートレック伯爵の肖像 1888頃 10.5×12.0㎝ 紙に鉛筆 
The Firos Collection
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック マルセル・ランデール嬢の胸像 1895 59.0×41.0㎝ リトグラフ
The Firos Collection
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック ポニーのフィリベール 1898 56.0×36.0㎝ リトグラフ
The Firos Collection

編集部

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