「織田コレクション」を中心とした「ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展」が日本橋高島屋で開催へ

北欧の暮らしにおける美しいデザインの数々から、その思想を「織田コレクション」を中心に垣間見ることができる「日本橋高島屋開店90年記念『ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展』」が東京・日本橋でスタートした。「織田コレクション」を所有する北海道東川町のデザインミュージアム設立の動きにも注目だ。

NEWS / REPORT

第55回

書評:苛烈に突き進んだ「協働」の17年。卯城竜太『活動芸術論』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2023年1月号では、卯城竜太『活動芸術論』を取り上げる。Chim↑Pom from Smappa! Groupの「コレクティブ」としての活動を振り返りながら、国内外の前衛芸術運動を紹介し、ローカルとグローバルを行き来する卯城の視点を網羅した本書。美術批評家・中島水緒が書評する。

SERIES / BOOK

東京都人権部による飯山由貴作品の検閲・上映中止問題。人権部に署名と要望書を提出

東京都人権プラザの主催事業として開催されたアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの本当の家を探しにいく」。この展示の附帯事業として上映とトークが予定されていた映像作品《In-Mates》(2021)に対し、東京都人権部が作品上映を禁止する判断を下した。3月1日、この「検閲」についての署名と意見書が人権部に提出された。

NEWS / HEADLINE

PREMIUM

第7回

10ヶ月で学ぶ現代アート 第7回:「現代アート」の物語は1つ?──現代アートの「歴史」

文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第7回は、現代アートの歴史の「語り」の複数性を紐解く。

PREMIUM

第11回

連載:庄司朝美「トビリシより愛を込めて」第11回「つくるとき」

2022年2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。写真や絵や野焼きの話。

写真が伝える躍動感とその記憶。Bunkamura ザ・ミュージアムが「平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-」を渋谷で開催へ

「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめとした「音楽が聴こえてくるような躍動感のあるポートレート」で、それまでにない新しいスタイルを打ち出した写真家・平間至。その個展「平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-」が東京・渋谷のヒカリエホール ホールBで開催される。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

山中俊治が語る、「天才じゃない自分」

デザインエンジニアであり東京大学で教鞭を執る山中俊治が2022年度いっぱいで退職する。これに伴い、最終講義に代わり行われた「最終展示」の会場で山中にインタビュー。元教え子でアシスタントでもあったデザインライター・角尾舞が、山中の思想に切り込んだ。

INTERVIEW