第5回

坂本龍一、李禹煥に出会う──解体から沈黙へ

坂本龍一が敬愛し、最後のアルバムとなった『12』のジャケットを手掛けたアーティスト、李禹煥。このふたりの実質的な交流の期間は数年間であるが、約半世紀にわたりその思想や作品で通底し合っていたようにも見える。​​年齢や出自が違う彼らをつなぐものとは何か? 本記事は、『12』を紐解くためのコラムの第二弾で、シリーズの最終回。

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松山智一らがオークション記録を更新。サザビーズがアジア進出50周年を記念して4つのイヴニングセールを開催

アジア進出50周年を記念し、サザビーズ香港が4月5日に4つのイヴニングセールを開催した。パブロ・ピカソや奈良美智、草間彌生などの作品が高額で落札されたいっぽう、松山智一やロイ・ホロウェルが自身のオークションレコードを更新した。

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2022年の世界美術品市場の規模は約9兆円。日本市場の状況は?

アート・バーゼルとUBSによる、昨年の世界美術品市場を分析するレポート「The Art Basel and UBS Global Art Market Report 2023」が発表された。市場規模は前年比で3パーセント増の推定678億ドル(約9兆円)となり、今年のレポートでは日本の市場についても初めて言及された。

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「なんとか」の集合を、「なんとか」見ることの尊さ。小金沢智 評「なむはむだはむ展『かいき!はいせつとし』」

太田市美術館・図書館で開催中の「なむはむだはむ展『かいき!はいせつとし』」。作家・演出家・俳優の岩井秀人、俳優・ダンサーの森山未來、シンガーソングライターの前野健太の3名によって2017年から始動したプロジェクト「なむはむだはむ」に、美術家・彫刻家の金氏徹平も加わり、初めて展覧会としてクリエーションを展開させた展示を、キュレーターの小金沢智がレビューする。

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