ソール・ライター展が今夏、渋谷ヒカリエで開催へ。新たに発掘された作品を含む400点以上が集結

2017年と20年に2回にわたってBunkamura ザ・ミュージアムで行われ、大きな反響を呼び起こしたソール・ライター展。新たに発掘されたライターの作品を含む400点以上の作品が紹介される展覧会「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」が、渋谷ヒカリエ9F・ヒカリエホールで開催される。会期は7月8日〜8月23日。

NEWS / EXHIBITION

布を問い、染色を問い、文化を問う。ACACで重なった福本繁樹、福本潮子の作品とオセアニアの布

青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)で、染色による作品制作を続けてきた福本繁樹、福本潮子の作品と、ふたりの創作の原点となったオセアニアの布を展示する展覧会「発現する布 オセアニアの造形と福本繁樹/福本潮子」が開幕した。会場の様子をレポートする。

NEWS / REPORT

シャワンダ・コーベットが語る、複雑な歴史のレイヤーを剥がす芸術実践

アメリカ出身で、現在はロンドンを拠点に陶芸、絵画、写真、映像、パフォーマンスなど多様なメディアを用いた学際的な創作活動を展開するアーティスト、シャワンダ・コーベット。東京・渋谷のギャラリー、SAIで開催されている個展に際し、その芸術実践についてインタビューを行った。

INTERVIEW

PREMIUM

第11回

略奪美術品は必ず返還されなければならないのか? 法域で異なる返還請求の行方

近年、ヨーロッパを中心に議論が活発化している略奪美術品の返還問題。当初の作品所有者から、なんらかの取引を経由して作品を保有する者に対する返還請求はできるのか?また国ごとの対応は? ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が法的観点から解説する。

PREMIUM

「デザインは人間の幸せという目的のために調整していく行為」。河北秀也が「iichiko design」から見た日本の風景とは

大分県立美術館で2月11日~3月29日、ロングセラー商品「いいちこ」のアートディレクションを長年手がけてきた河北秀也の企画展「イメージの力 河北秀也のiichiko design」が開催された。約50年にわたって業界を牽引し続ける河北がデザイナーを志したきっかけから、「いいちこ」との出会い、そして数々の仕事を通して見えた日本社会への提言まで、インタビューを通じてお届けする。

INTERVIEW

PREMIUM

第13回

連載:庄司朝美「トビリシより愛を込めて」第12回(後編・最終回)「温かい場所」

2022年2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。いよいよジョージアから東京への帰途へつく。