PREMIUM

0歳からティーンのためのミュージアム。ヤングV&Aに見るアート&デザイン教育の最先端

3年の月日と1300万ポンド(約23億8000万円)をかけての改装を終え、V&Aミュージアム・オブ・チャイルドフッドがヤングV&Aとして生まれ変わり、7月1日に再オープンした。紀元前2300年のシリアで使われていたとされるガラガラから現代のスポンジ・ボブやポケモンまで、収蔵品およそ2000点を展示しつつ、子供はもちろん大人も思い切り羽を伸ばして楽しめるユニークな場所となっている。

NEWS / REPORT

リトグラフ作家であり法廷画家。松元悠が向き合う、マスコミュニケーションの在り方とは

町田市立国際版画美術館の企画展「出来事との距離―描かれたニュース・戦争・日常」にて取り上げられたリトグラフ作家・松元悠は、メディアやSNSで見聞きしたニュースの現場を訪れ、想像力を働かせることで、その当事者の姿を自画像として表現。日常と地続きにある「事件と人間の不可解さ」に分け入る新進気鋭のアーティストだ。その傍ら法廷画家としても活動しており、独自のキャリアを築いている。作家が出会ったニュースやその当事者をどうとらえ、どのように作品へと落とし込んでいるのかについて、話を聞いた。

INTERVIEW

第58回

書評:戦後美術の試金石としての具体。尾﨑信一郎『戦後日本の抽象絵画―具体・前衛書・アンフォルメル』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本から注目の書籍を紹介。2023年4月号では、尾﨑信一郎『戦後日本の抽象絵画──具体・前衛書・アンフォルメル』を取り上げる。「具体」が解散して50年が経った2022年に刊行された本書。反芸術と抽象絵画という2つの流れと結びつく具体の活動を、どのような立場から論ずるのか。近現代美術史研究・筒井宏樹が書評する。

SERIES / BOOK

福原遥がキュレーター志望の高校生に。新ドラマ『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜 』は作中のアートにも注目

7月11日にスタートするTBSのテレビドラマ『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜 』は、キュレーターを目指す仲川有栖(福原遥)と、アートスペシャリストの成瀬瞳子(深田恭子)の年齢を超えたシスターフッドを描く作品だ。本作ではどのようにアートが描かれるのか。

NEWS / HEADLINE