現代美術に関するマンガを制作するパピヨン本田の『常識やぶりの天才たちが作った 美術道』(KADOKAWA)が発売された。
パピヨン本田は1995年生まれ。X(旧Twitter)で現代美術に関する様々な歴史や事象をユーモアを込めてマンガにした「美術のビジュえもん」を発表。CINRAでの連載を書籍化した『美術のトラちゃん』(イースト・プレス)が発売されるなど、活動の幅を広げている。
『常識やぶりの天才たちが作った 美術道』は、マルセル・デュシャンやアンディ・ウォーホル、ジェフ・クーンズ、荒川修作、岡本太郎といった現代美術の文脈において重要視される23人の美術家を、マンガ、イラスト、テキストを交えながら紹介。
作家を入口として、難解に思われがちな現代美術における文脈や相関を明らかにして、多くの人々により美術に親しんでもらうことを目的とした一冊となっている。