森村泰昌の個人美術館「M@M(モリムラ@ミュージアム)」が大阪・北加賀屋に開館。こけら落としで貴重な80年代の作品を展示

美術家・森村泰昌が自身初となる美術館「M@M(モリムラ@ミュージアム)」を大阪・北加賀屋に開館させた。2つの展示室に加え、ライブラリーやサロン、ミニシアター、ショップからなるこの美術館の概要をレポートでお届けする。

NEWS / REPORT

具体の初期メンバー・吉田稔郎の足跡をたどる。舞台ステージや絵画のフレームを連想させる作品とは

「具体美術協会」の初期会員であったことでも知られる美術家・吉田稔郎の個展が、青山のファーガス・マカフリー東京で開催される。本展は、具体美術協会の活動が特に活発だった1953年から63年のあいだに制作された作品を紹介するもの。会期は11月3日〜12月22日。

NEWS / EXHIBITION

富士の山ビエンナーレ2018で「スルガノミライ」を考える。会期中には一夜限りのゲストハウスもオープン

2014年より開催されている「富士の山ビエンナーレ」。3回目を迎える今年は「スルガノミライ」をテーマに、静岡県の富士本町・富士川・蒲原・由比の4つのエリアで、15名のアーティストによる作品展示のほか数多くのアートプログラムが実施されている。開催期間は11月25日まで。

NEWS / EXHIBITION

マリメッコ監修による茶室「真理庵」も。好評の「マリメッコ・スピリッツ」展が岐阜に巡回

フィンランドを代表するテキスタイルメーカー・マリメッコの展覧会「マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン」が、岐阜県現代陶芸美術館で開催される。本展は、今年4月に茨城県現代陶芸美術館で開催された同展の巡回展。会期は11月17日~2019年2月24日。

NEWS / EXHIBITION

「美術館」で「美術館」を考える。 松岡剛評「〈正・誤・表〉 美術館とそのコレクションをめぐるプログラム」展

9月に新潟市美術館で開催された「〈正・誤・表〉 美術館とそのコレクションをめぐるプログラム」展は、コレクションを中心に紹介しながら、作品を所蔵し、貸し出し、展示するといった美術館の機能それ自体に批評的に切り込む試みであった。美術と美術館をとりまく状況や、その不安定性を主題とした本展を、広島市現代美術館学芸員の松岡剛がレビューする。

REVIEW

イサム・ノグチと長谷川三郎の絆にフォーカスした展覧会が横浜美術館で開催。ふたりがともに歩んだ1950年代が明らかに

国際的に知られる彫刻家、イサム・ノグチと、画家であり理論家としても活躍した長谷川三郎の交友に注目した展覧会「イサム・ノグチと長谷川三郎-変わるものと変わらざるもの」が、横浜美術館で開催される。両者がともに歩んだ1950年代を、ノグチ作品約50点、長谷川作品約70点を通して明らかにすることを試みる。会期は2019年1月12日~3月24日。

NEWS / EXHIBITION

篠山紀信の80年代作品をルイ・ヴィトンが書籍化。2つの店舗でエクスクルーシブな体験を

ルイ・ヴィトンが2016年から発行している写真集シリーズ『ファッション・アイ』。この最新シリーズとなる5タイトルが発売された。そのなかのひとつ、篠山紀信による写真集『LOUIS VUITTON FASHION EYE SILK ROAD by 篠山紀信』の刊行を記念し、新宿と六本木のルイ・ヴィトンで特別展が開幕した。

NEWS / HEADLINE

民藝で生の感動を。深澤直人ディレクション「民藝 MINGEI -Another Kind of Art」が21_21 DESIGN SIGHTで開幕

プロダクトデザイナーであり、日本民藝館館長を務める深澤直人のディレクションのもと、同館のコレクションを中心に新旧様々な民藝品約100点をピックアップして紹介する展覧会「民藝 MINGEI -Another Kind of Art」が東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTでスタート。その内容をレポートでお届けする。

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