鈴木康広インタビュー。「発見」の予感がある「待ち合わせ場所」をつくる
東京の二子玉川ライズ スタジオ & ホールで、個展「鈴木康広展 ただ今、発見しています。」を開催中の鈴木康広。身の周りに存在する何気ないものごとに注目し、小さな気づきを独自の視点でとらえなおし作品を制作してきた鈴木に、本展にかける思いや、これまでの活動について話を聞いた。
東京の二子玉川ライズ スタジオ & ホールで、個展「鈴木康広展 ただ今、発見しています。」を開催中の鈴木康広。身の周りに存在する何気ないものごとに注目し、小さな気づきを独自の視点でとらえなおし作品を制作してきた鈴木に、本展にかける思いや、これまでの活動について話を聞いた。
2016年、ボストンに設立されたYveYANGギャラリー。翌年、同ギャラリーはボストンからニューヨークに移転し、現在は世界中の新進および中堅アーティストの紹介に尽くしている。ギャラリーの創設者であり、ニューヨークで活躍するアジア系女性のギャラリストとしても注目されているイヴ・ヤンにギャラリーを設立するに至った経緯やニューヨークでの活動、国際的なアーティストへの関心とサポートなどについてインタビューを行った。
ワシントンD.C.に位置し、アジア美術とアジア系米国人の芸術と文化を紹介する重要な拠点であるスミソニアン国立アジア美術館。2018年12月より館長を務めるチェイス・ロビンソン氏の指導のもと、同館は多くの新たな取り組みを行い、来館者数の増加やコレクションの拡充、国際的な協力関係の構築に成功している。本インタビューでは、ロビンソン館長のビジョンや美術館の今後の方向性、そしてアジア美術に対する米国内の理解の変化などについて深掘りしていく。
東京国立博物館で開催中の「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」。東博の建築や同館所蔵の考古資料と対話するように展覧会をつくりあげた内藤礼が、本展に込めた意味を語る。
今年6月、渋谷教育学園敷地内(東京)にオープンしたUESHIMA MUSEUM。館長の植島幹九郎は、2年ほどの間に680点あまりの作品を収集してきた注目のコレクターだ。圧巻のコレクションを体験できるこのミュージアムのなかでも存在感を放つのが名和晃平の作品。今回は植島が名和を対談相手に迎え、その作品やコレクターがミュージアムをつくる意義について語り合った。
パナソニック汐留美術館で開催されているデンマークのデザイナー、ポール・ケアホルムの仕事を振り返る「織田コレクション 北欧モダンデザインの名匠 ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」。本展の見どころについて、会場設計を担当した建築家・田根剛と、担当した同館学芸員の川北裕子に話を聞いた。
19世紀末フランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864〜1901)の展覧会「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」が東京・新宿のSOMPO美術館で9月23日まで開催中だ。ロートレックの紙作品の個人コレクションとして世界最大級となるフィロス夫妻のコレクションによって構成された本展。このコレクションと展覧会の魅力を夫妻に聞いた。
アジアを代表する国際展として、2年に1度、韓国・光州で開催される「光州ビエンナーレ」。初回から30周年を迎える今年の第15回光州ビエンナーレに、日本パビリオンが初めて設置される。キュレーターの山本浩貴が本展で目指すものとは?
Pace東京を指揮する、元フィリップス・オークショニアズ日本代表の服部今日子。Paceギャラリーの副社⻑として、その東京進出を支える服部は、同ギャラリーの未来や日本のアートシーンの成長への貢献をどう考えているのか?
2011年よりスタートし、7回目を迎える彫刻作品の国際コンペ「国際彫刻ビエンナーレ台湾 麗宝大賞」。審査員を務める彫刻家の伊藤隆道に話を聞いた。
アイヌであることで経験する出来事を起点に、それを徹底して「個人」の観点から分析して作品にするアーティスト、マユンキキ。彼女は、東京都現代美術館で開催中の企画展「翻訳できない わたしの言葉」(4月18日〜7月7日)で、展示室を訪れる観客一人ひとりにも「その人自身」の認識を問いかける仕掛けを導入している。作品の背景にある考え、そして近年の先住民をめぐる言説に感じることとは? 会場のベッドの上で、彼女の経験を通訳として、そして友人として共有する田村かのこが聞いた(記事は前後編)。 *本記事は『美術手帖』2024年7月号(特集「先住民の現代アート」)のインタビューを未掲載分も含めて再構成したものである。記事は8月1日からプレミアム会員限定公開。
アイヌであることで経験する出来事を起点に、それを徹底して「個人」の観点から分析して作品にするアーティスト、マユンキキ。彼女は、東京都現代美術館で開催中の企画展「翻訳できない わたしの言葉」(4月18日〜7月7日)で、展示室を訪れる観客一人ひとりにも「その人自身」の認識を問いかける仕掛けを導入している。作品の背景にある考え、そして近年の先住民をめぐる言説に感じることとは? 会場のベッドの上で、彼女の経験を通訳として、そして友人として共有する田村かのこが聞いた(記事は前後編)。 *本記事は『美術手帖』2024年7月号(特集「先住民の現代アート」)のインタビューを未掲載分も含めて再構成したものである。記事は8月1日からプレミアム会員限定公開。
2023年に新常設展が公開され注目を集めた日本科学未来館。21年に同館2代目館長に就任した浅川智恵子に、そのコンセプトや未来館の目指すべき姿について話を聞いた。
東京・上野の上野の森美術館で開催中の書家・石川九楊による個展「石川九楊大全」。「前期【古典篇】遠くまで行くんだ」「後期【状況篇】言葉は雨のように降りそそいだ」の2期にわたって開催されるこの大回顧展に際し、齢80歳を目前とする石川にその意気込みと、書を書き続ける理由について話を聞いた。
東京駅八重洲南口に面したビル1階で、リクルートホールディングスにより昨年オープンしたのがアートセンター「BUG」。同スペースで6月から開催される小林颯個展「ポリパロール」(6月26日〜7月21日)は、新しい「場」にふさわしい大胆なチャレンジに満ちた展示であり、個展を担う小林は公益財団法人江副記念リクルート財団の支援を受けたアーティストでもあるのだ。リクルートが長らく継続してきた若き才能への支援活動と、BUGに象徴される「場づくり」の取り組みとはどんなものか。その歴史と実態を、運営側とアーティスト双方の声から探る。
昨年7月、パシフィコ横浜で初開催された国際水準のアートフェア「Tokyo Gendai」。同フェアは、日本のアートシーンやマーケットにどのような変化をもたらしたのか。また、今後はその成長にどのように貢献していくのか、共同創設者のひとりであるマグナス・レンフリューに話を聞いた。
沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集している具志堅隆松を追ったドキュメンタリー映画『骨を掘る男』が、6月15日ポレポレ東中野ほかで全国順次公開。沖縄出身の監督・奥間勝也にインタビューした。
文化のグローバル拠点としての整備が進む、アラブ首長国連邦(UAE)の首都、アブダビの「サディヤット文化地区」。本地区を統括するアブダビ文化観光局長のムハンマド・ハリーファ・アル・ムバラクにそのビジョンを聞いた。
シャネルが運営する世界唯一の施設「シャネル・ネクサス・ホール」。そのアドバイザーとして、中国・北京の現代美術館「UCCA 現代アートセンター(UCCA Center for Contemporary Art)」でディレクターを務めるフィリップ・ティナリが就任した。ティナリが見据える、シャネル・ネクサス・ホールの新たな展開とは?
エイベックスが手がける、大麻布(ヘンプ)ブランド「majotae(マヨタエ)」。日本古来の大麻布を蘇らせるというこのプロジェクトはどこを目指しているのか。本ブランドに携わる大麻布収集家でアーティストの吉田真一郎に話を聞いた。