
中国本土最大級のアートフェア「ウェストバンド・アート&デザイン」。ダブルホールに主要ギャラリーが集結
世界のアートシーンが上海に注目する11月。代表的なイベントのひとつとして、「ウェストバンド・アート&デザイン」が11月7日〜10日に上海ウェストバンド・アートセンターで開催される。「ダブルホール」のかたちで行われる中国本土最大級の同フェアでは、2会場にわたって幅広いジャンルの現代美術作品が紹介される。

世界のアートシーンが上海に注目する11月。代表的なイベントのひとつとして、「ウェストバンド・アート&デザイン」が11月7日〜10日に上海ウェストバンド・アートセンターで開催される。「ダブルホール」のかたちで行われる中国本土最大級の同フェアでは、2会場にわたって幅広いジャンルの現代美術作品が紹介される。

11月、世界アートシーンから注目を集める上海。その代表的なイベントのひとつ、第7回となる「アート021 上海コンテンポラリー・アートフェア」が11月7日〜10日に上海エキシビジョン・センターで開催される。18ヶ国57都市から111のギャラリーが登場する今年のフェアの注目ポイントとは?

ファッション雑誌『ELLE Japon』の30周年を記念したアートイベント「ELLE LOVES ART」が開催。片岡真実のキュレーションによる15組の女性アーティスト展のほか、様々な分野で活動するクリエイターによる作品の展示やトークショーも開催される。会期は11月16日〜17日の2日間。

今年で2回目となる「岡山芸術交流」が、岡山市内各所で開催されている。フランスを代表するアーティスト、ピエール・ユイグがアーティスティックディレクターを務め、「IF THE SNAKE もし蛇が」をタイトルに掲げる本展は、どの芸術祭とも異なり、各作品が緩やかにつながる。そこにはどのような意図があるのか? 美学者の星野太が本人に話を聞いた。

2016年にオープンしたMAHO KUBOTA GALLERY。ジェンダー的な視点から、安部典子、播磨みどり、AKI INOMATA、長島有里枝、小笠原美環といった女性アーティストに焦点を当てつつ、ジュリアン・オピー、多田圭佑、富田直樹、武田鉄平といった視覚的なインパクトが強いアーティストを扱い、新たなアートファンを開拓している。代表の久保田真帆に、ギャラリーとしての今後の目標や、社会における現代美術の可能性について聞いた。

人々の暮らしに身近な「窓」に焦点を当て、国内外の芸術・建築作品を紹介する「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」が東京国立近代美術館で開幕。絵画や写真、映像、インスタレーションなどジャンルを超えた作品が集結する本展の見どころは?

インディペンデント・キュレーター、カトウチカによる展覧会シリーズ「Unknown」の第8回が「イメージ」をテーマに開催。今回は山元彩香、鈴木のぞみ、庄司朝美、横山奈美、三田村光土里の5名をvoid+、HIGURE 17-15 casの2会場にて連続個展形式で紹介する。「#1 山元彩香 “Organ”」展の会期は11月1日〜30日。

日本と韓国のジェンダーギャップ指数の低さと向き合い、考察を深めるためのシンポジウムが、11月17日に学習院女子大学で開催される。本企画は、チョ・ナムジュのベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』(2016)のリーディングをベースとしたものだ。

KADOKAWAと所沢市の共同プロジェクトである「COOL JAPAN FOREST構想」。その拠点施設となる「ところざわサクラタウン」が2020年7月17日にオープンする。4万平米におよぶ敷地の全貌とは?

花魁の高下駄から着想を得た「ヒールレスシューズ」などで知られるアーティスト・舘鼻則孝の新作個展が東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催。会期は11月22日~12月22日。

アジア諸国の歴史的・社会的課題をテーマにした現代美術に注目する第7回目の「アジア・アート・ビエンナーレ」が、2020年2月9日まで台湾・台中の国立台湾美術館で開催されている。「The Strangers from Beyond the Mountain and the Sea(山と海を越えた異人)」をテーマに、アーティストの許家維とホー・ツーニェンがキュレーションをした今回のビエンナーレの見どころをレポートで紹介する。

美術家・柳幸典の個展が、東京・原宿のBLUM & POEで開催される。本展は、柳が隠れた戦争の歴史を掘り起こす場として太平洋に興味を持ったという1990年代後半から2000年代初頭にかけて制作されたシリーズや、それに関連する作品群で構成したもの。会期は11月2日~12月21日。

東京都立川市の米軍基地跡地の再開発によって、1994年10月13日に開業した「ファーレ立川」は、国内でも屈指のパブリック・アートの集積地として知られている。彫刻家・彫刻史家である小田原のどかが、この109もの作品が設置された場所の歴史を紐解くとともに、公共空間におけるアートの到達/切断地点として論じる。

北京とベルリンを拠点に、国際的な活動を続けるアーティスト何翔宇(へ・シャンユ)の個展「Who Are Interested in Us」が、東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催される。本展でヘは「内と外」という二元的対立や矛盾についての考察を中心とした作品群を発表。会期は11月18日〜12月21日。

東京・丸の内の三菱一号館美術館は、開館10年目の節目に当たる2020年度の展覧会スケジュールを発表した。

10月27日に閉幕した森美術館の「塩田千春展:魂がふるえる」が、66万6271人の入場者数を記録したことが発表された。これは同館で歴代2位の数字。

日本を代表するデザイナー・倉俣史朗はいくつもの名作をこの世に残した。その代表作のひとつである「How High the Moon」が復刻。「復刻・倉俣史朗Ⅰ」展にて展示・販売される。

ポップ・アートの先駆者のひとりとして知られるジャスパー・ジョーンズが1979年から2004年にかけて制作したシリーズ「Usuyuki」を展観する「Usuyuki」展が、東京・表参道のファーガス・マカフリー東京で開催される。会期は11月1日〜12月21日。

造形作家・岡﨑乾二郎の大規模個展「視覚のカイソウ」が、愛知県の豊田市美術館で開催される。本展は、2002年にセゾン美術館で開催された「ART TODAY 2002―岡崎乾二郎展―」以来、17年ぶりとなる岡﨑の大規模個展。会期は11月23日~2020年2月24日。

「表現の不自由展・その後」を発端に議論が巻き起こり、混乱のなか閉幕間際に全展示の再開が実現、会期終了を迎えた「あいちトリエンナーレ2019」。そのキュレーション、そして会場に「在り続けた」作品について、インディペンデント・キュレーターの長谷川新による展評の試み。