
アーティゾン美術館のモネ展、ふたたび延期に。会期は未定
アーティゾン美術館で今年10月2日〜2022年1月10日に開催を予定していた「クロード・モネ-風景への問いかけ」展が、日仏の新型コロナウイルス感染状況に鑑みて、再度延期となった。新たな会期は未定。

アーティゾン美術館で今年10月2日〜2022年1月10日に開催を予定していた「クロード・モネ-風景への問いかけ」展が、日仏の新型コロナウイルス感染状況に鑑みて、再度延期となった。新たな会期は未定。

1997年に急逝したグラフィックデザイナー・亀倉雄策の生前の業績をたたえ、グラフィックデザインの発展に寄与することを目的として99年に設立された亀倉雄策賞。その第23回を受賞した田中良治の個展「光るグラフィック展 0」が、銀座のクリエイションギャラリーG8で開催されている。会期は7月28日まで。

サントリー美術館が、同館開館60周年を記念した企画展「ざわつく日本美術」をスタートさせた。作品鑑賞の際に起こる「心のざわめき」をテーマにした、同館でもこれまでにない展覧会だ。

Instagramが、NFT機能を開発していることがリークされた。「Collectibles」と呼ばれるこの機能は、ユーザーが投稿作成時にその投稿を購入可能なNFTに転換できるというものだ。

Tシャツをキャンバスとしてとらえ、自由な発想でグラフィックやメッセージなどを表現するデザインコンペティション「UT GRAND PRIX 2022(UTグランプリ)」。その募集が7月13日に全世界でスタートした。

恋人からモデル、女優、ダンサー、社交界の貴婦人たちまで、20世紀を代表する芸術家マン・レイの人生に登場した様々な「女性たち」を手がかりに、マン・レイの作品世界を総覧する展覧会「マン・レイと女性たち」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開幕した。

阿部千登勢によるファッションブランド「sacai」がKAWSとのコラボレーションコレクション「sacai x KAWS」を発表した。

4〜6月、京都国立近代美術館にて「ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island-あなたの眼はわたしの島-」展が開催された。初期作から最新作にわたる、身体、女性、自然、エコロジーをテーマとした作品約40点で構成。近年特徴的な、ダイナミックなプロジェクションによる映像をソファやベッド、クッションといった親密な空間のなかで鑑賞する本展を、愛知県美術館学芸員の中村史子がレビューする。

東京都歴史文化財団は、東京オリンピック開催期間である7月23日から9月5日までの間、都立美術館などで全入館者を対象とする手荷物検査を行う。

映像といったビジュアルがなくても楽しめる、音だけのゲームセンター「オーディオゲームセンター」が、Ginza Sony Parkの地下3階に登場。ソニーの360立体音響技術群を活用した新作ホラーゲームに注目が集まる。開催期間は7月18日まで。

東京・日本橋浜町の「T‐HOUSE New Balance (ティーハウス ニューバランス)」でグラフィックデザイナー・田中義久とニューバランスの「東京デザインスタジオ」プロジェクト 「Yoshihisa Tanaka × Tokyo Design Studio cooperative research vol.02」がスタートした。会期は8月10日まで。

約40年の歴史を持つ滋賀県立近代美術館(1984年開館)が今年6月、「滋賀県立美術館」として新たに開館を迎えた。この新しい美術館を率いるのが、新ディレクター(館長)として就任した保坂健二朗だ。開館を直前に控えたタイミングで、保坂に今後の展望を聞いた。

第42回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第42回は音楽家でありながら細胞のように広がる絵を描き続ける小林亮平さんを紹介する。

加島美術とビーエスフジが、日本美術に特化した新たなライブオークションサイト「廻-MEGURU-オンライン」を7月14日にスタートさせる。

美術館でカーボンニュートラルを実現するため、国際美術館会議(CIMAM)が様々な事例やガイド、ツールをまとめた「美術館の実践における環境維持に関するツールキット」を発表した。

渋谷と成田・羽田両空港を結ぶバスターミナルに隣接する東急プラザ渋谷。都市を象徴するこの施設で、時々の人々と社会状況を表す現代アートを展示する試みが始まった。初回はアニメーション作家の水江未来、インスタレーション作家の平野薫、画家の水上愛美の3名が参加。展示期間は7月22日まで。

リボンや布、木、ビーズなど身の回りにある素材で作品を制作し、光や風など、自然現象のうつろいを繊細にとらえた作品で知られる藤田道子の個展「ほどく前提でむすぶ」が、茅ケ崎市美術館で開催された。新作インスタレーションで用いたリボンに意味づけた作家の新しい試みとは? 美術批評家の中島水緒がレビューする。

東京を舞台に2年に1度開催される国際芸術祭「東京ビエンナーレ」が開幕した。「見なれぬ景色へ ―純粋×切実×逸脱―」をテーマに、東京都心の各所で幅広いジャンルの作品や、観客参加型のインスタレーションの展示、トークやイベントなどを実施。会期は9月5日まで。

第45回「木村伊兵衛写真賞」を受賞し、いま大きな注目を集める写真家・横田大輔。その個展「Alluvion」が、銀座に今年オープンした「RICOH ART GALLERY(リコーアートギャラリー)」で始まった。会期は7月10日〜8月7日。

植物や自然と人間の関係性を問いながら、ペインティングを中心にドローイングや彫刻、インスタレーション、サウンドパフォーマンスなど、多岐にわたるメディアで作品を発表してきた平子雄一。平子のアトリエにて、作品のテーマや取り組む姿勢、これまで乗り越えてきた困難、自身の健康と制作の関係などについて話を聞いた。