
第1回
プロがオススメするミュージアムショップ:「dot to dot today」&「HAY」(大阪中之島美術館)
南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年にmethod(メソッド)を立ち上げて以降、国立新美術館ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」や21_21 DESIGN SIGHT SHOP「21_21 SHOP」などを手がけてきた山田遊。現在は株式会社メソッド代表取締役を務める山田が、バイヤーの目線からいま注目すべきミュージアムショップを紹介する。

第1回
南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年にmethod(メソッド)を立ち上げて以降、国立新美術館ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」や21_21 DESIGN SIGHT SHOP「21_21 SHOP」などを手がけてきた山田遊。現在は株式会社メソッド代表取締役を務める山田が、バイヤーの目線からいま注目すべきミュージアムショップを紹介する。

第1回
文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説。第1回はすべての前提となる現代アートの「定義」について。

2017年にスタートした、宮城県石巻市を中心とする「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭「Reborn-Art Festival」。その3回目となる「Reborn-Art Festival 2021-22」の後期が開幕を迎えた。多くの新作が揃う今回の見どころをまとめてお届けする。

巨大都市型ロックフェス「サマソニ」のライブ会場にて、文化庁による音楽とアートを融合させた分野横断的な取り組み「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」が8月20日・21日の2日間にわたり開催。その展示風景を一足先にレポートする。

ロラン・バルトと三島由紀夫がとらえた日本の「空虚」を前提にし、戦後の美術家たちと新たな世代の作家たちを対話させる展覧会「ヴォイド オブ ニッポン 77 展 -戦後美術史のある風景と反復進行-」が、GYRE GALLERYで開催されている。会期は9月25日まで。

写真だけでなく、映像作品の発表や文章の執筆も行っている川内倫子の国内では約6年ぶりとなる美術館個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は10月8日〜12月18日。

1994年より毎年開催されており、来年で30回目の開催を迎える「VOCA展2023」が出品作家29名を発表した。また30回の節目を記念し、VOCA賞を受賞した30作品を集める「VOCA30周年記念」展も神戸で開催される。

チームラボが、今年3月に韓国・ソウルの展示スペースを拡張したペース・ギャラリーで個展「teamLab: Massless Suns」を開催する。無数の光の球体と闇の球体からなる新作《質量のない太陽と闇の球体》をはじめ、多数の作品を公開する。会期は9月2日〜10月29日。

先週末から今週にかけて開幕する/閉幕する展覧会のなかから、とくに注目したい6つをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

東京、高松、香港に拠点を構えるクリエイティブカンパニー、デジコ株式会社が、東京・八丁堀に新たなスペース「CENTER」を8月22日にオープンさせる。こけら落としとなるプロジェクト#001は、NAZEによるオープンスタジオ+エキシビジョン「TASHIKA ME YOU」。

R&Dプラットフォーム「S.I.D.E.(サイド)」が半世紀前の「孤島をまるごと楽器化する」幻の計画を再考し、札幌で公開実験と展示を開催する。公開実験は8月21日、展示会期は8月28日〜9月4日。

カンボジアのアーティスト、キム・ハクが日本在住のカンボジア人たちを主題とした写真展「⽣きる IV」を、東京のスパイラルガーデンと、横浜の黄金町にある「⾼架下スタジオ Site-A ギャラリー」の2ヶ所で開催する。

明治期を中心に、日本を代表する美術工芸品として盛んに製作された刺繍絵画や関連資料を紹介する「刺繍絵画の世界展 ‐明治・大正期の日本の美‐」が、日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホール(8月24日〜9月12日)と京都髙島屋 7階グランドホール(9月15日〜26日)で行われる。

CALM & PUNK GALLERYを運営するガスアズインターフェイス株式会社は8月20日、山梨・北杜にある1000平米以上の巨大工場跡地を多目的施設「GASBON METABOLISM(ガスボン メタボリズム)」としてオープンさせる。

1950年代より衣裳デザインで活躍し、1977年には初の東洋人デザイナーとしてパリ・オートクチュール組合に所属するなど、日本人ファッションデザイナーの草分けとして活動してきた森英恵が老衰で逝去した。享年96歳。

島根県浜田市出身の平川紀道と、同益田市出身の野村康生が、生まれ育った島根県西部・石見地域で新作を披露する島根県立石見美術館の2人展「平川紀道・野村康生 既知の宇宙|未知なる日常」。アートとサイエンスの領域をまたぐ活動を行うこのふたりの共演を、美術評論家の中尾拓哉がレビューする。

東アジアで人気の⽇本人アーティストを「⼆次元派」と名づけ、その感性や時代感覚を読み解く展覧会「⼆次元派展」が開催される。

第51回
新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「REMARKS」コーナー。7月号は画家・デイヴィッド・ホックニーと盟友の美術評論家が芸術や人生について語る交流記や、写真家・現代美術家の杉本博司が自身の人生の起伏を綴った一代記まで、注目の新刊を6冊紹介する。

多様な文化の源ともいえるアフリカ大陸が生んだ「アフリカン・アート」を、ナイジェリア出身の23作家の現代美術作品で紹介する展覧会「AFROMATIC TOKYO 2022 -ビューイング- 」が、代官山ヒルサイドテラス エキシビションルームで開催される。会期は8月30日〜9月2日。

第50回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2022年7月号では、美術批評・中島水緒が、「彫刻」をめぐる叢書『彫刻』シリーズ第2弾を取り上げ、美術史上における彫刻の言説を批評する。