MAGAZINE

一般非公開の「kudan house」で新アートイベント「CURATION⇄FAIR」が開催へ。展覧会とアートフェアの2部構成

東京・九段の登録有形文化財「kudan house(九段ハウス)」で、新しいアートイベント「CURATION⇄FAIR」が2024年2月21日〜3月11日の会期で開催される。展覧会「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」(2月21日〜3月3日)とアートフェア「Art Kudan」(3月9日〜3月11日、3月8日は招待日)の2部構成だ。

NEWS / MARKET

PREMIUM

西野達が語る、パブリック・アートが人類の未来に必要な理由

今年、渋谷の名所・ハチ公像で1日限りのアートプロジェクトを実行し、大きな注目を集めたアーティスト・西野達。これまで様々な公共空間で数多くのプロジェクトを行ってきた西野は、なぜパブリック・アートを続けるのか? そこには壮大な思いがあった。

INTERVIEW

PREMIUM

第8回

コロナ禍明けのアートマーケットはどう変わったのか? フィリップスのスターオークショニア、ヘンリー・ハイリーに聞く

英国の老舗オークションハウス・フィリップスのスターオークショニアであり、同社の主要なイブニングセールを担当し数々の記録的な数字をつくり出してきたヘンリー・ハイリー。12月に森美術館が主催したガラディナーのチャリティーオークションのために来日したハイリーに、コロナ禍明けのアートマーケットの傾向などについて話を聞いた。

INTERVIEW

PREMIUM

分断と境界──「脱北者アーティスト」ソンムの試みと韓国現代美術のいま

朝鮮民主主義人民共和国を脱出し、韓国または中国など近隣国家に滞留する、「脱北者」と呼ばれる人たち。そんな「脱北者」アーティストのひとり「ソンム(Sun Mu)」が今年、ソウル、ベルリン、済州島の3ヶ所で開催した個展を追いながら、それをとりまく韓国美術の様相を探る。

INSIGHT

「Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3」が開幕。ストリートとアートの関係を再考する企画展も

2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)と同時開催を計画している「大阪関西国際芸術祭」。そのスタディとして開催されてきた「Study:大阪関西国際芸術祭」の第3弾が開幕した。会期は12月28日まで(船場エクセルビルでの展覧会『STREET3.0:ストリートはどこにあるのか』は1月末まで会期延長)

NEWS / REPORT

第71回

プレイバック:「アウトサイドの隣人たち」

2015年から続く、アウトサイダー・キュレーター櫛野展正による連載「アウトサイドの隣人たち」。美術の「正史」から外れた表現活動を行う多数のアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫ってきた。連載70回を超えたこの節目に、とくに印象的な作家たちをプレイバックする。

INSIGHT

PREMIUM

フランスにおけるアンゼルム・キーファー。独仏の戦後芸術による死者への供養と欧州へのまなざし

1992年にフランスへ移住した戦後ドイツを代表するアーティスト、アンゼルム・キーファー。初回「モニュメンタ」以降、ルーヴル美術館からの常設作品受注や国立施設での個展を重ね、現在はパンテオンのための作品が恒久展示されるなど、その重要性はますます大きくなっている。昨年一般公開を始めた「ラ・リボート」を訪れ、キーファーのフランスでの受容の背景を考察する。

INSIGHT

映画『PERFECT DAYS』の主人公・平山(役所広司)が見る夢の世界をドナータ・ヴェンダースが映像化

写真家のドナータ・ヴェンダースが「木漏れ日」をテーマに映像作品を手がけ、夫で映画監督のヴィム・ヴェンダースが手がけた本日公開の映画『PERFECT DAYS』でも一部使用されている。会期を同じくして、映像作品12点を公開する個展が104GALERIEで開催中だ。

NEWS / REPORT