[ARTIST IN FOCUS]今村源:流れのままに身を任せ、移り変わる世界をすくい取る

10年ぶりとなる美術館での個展「遅れるものの行方」を水戸芸術館で開催した今村源。京都の豊かな自然と渓流の音に包まれた今村の仕事場を訪ね、同展の出品作を中心に、表現の根底にあるものについて話を聞いた。

取材・文=楠本愛(東京都現代美術館学芸員)

京都にある作家アトリエにて 撮影=麥生田兵吾