
マティスの「切り紙絵」技法はいかに誕生したのか?
国立新美術館で開催中の「マティス 自由なフォルム」。同展の中心となっている「切り紙絵」誕生のプロセスに迫る。
国立新美術館で開催中の「マティス 自由なフォルム」。同展の中心となっている「切り紙絵」誕生のプロセスに迫る。
20世紀を代表する巨匠、ジョルジョ・デ・キリコ。その作品について鑑賞のヒントになるような7つのポイントをご紹介。
第21回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第21回は、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催中の展覧会「須藤玲子:NUNOの布づくり」(〜5月6日)をピックアップする。須藤作品の素晴らしさや本展を企画した背景、そして近年、テキスタイル作品に対する注目が高まる理由などについて本展の企画者・高橋瑞木が語る。
世田谷美術館で開催中の「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」(~6月30日)。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で活躍した17名の写真家たちに焦点を当てる展覧会「Human Baltic われらバルトに生きて」が、東京・表参道のスパイラルガーデンで開催。会期は5月27日〜6月9日。
山形県酒田市の土門拳記念館が、2025年4月より美術館の呼称を「土門拳写真美術館」に変更。改称に伴い、新しいロゴマークを公募する。
1940年代から現在までに草間彌生が制作してきた具象作品の多様な展開に着目した展覧会「草間彌生、具象を描く」展が、東京・早稲田の草間彌生美術館で始まった。会期は9月1日まで。
パリのフォンダシオン・ルイ・ヴィトンで、上海と東京を拠点に活動する中国人アーティスト、ルー・ヤン(1984年中国生まれ)の個展「DOKU The Flow」が始まった。本展は、フランスの文化施設におけるルー・ヤンの初個展。会期は9月9日まで。
世田谷文学館で、マンガ家・伊藤潤二による初の大規模個展「伊藤潤二展 誘惑」がスタートした。会期は9月1日まで。
20世紀を代表する巨匠、ジョルジョ・デ・キリコの10年ぶりとなる大規模回顧展「デ・キリコ展」が東京都美術館で開幕した。会期は8月29日まで。
2024年のゴールデンウィーク連休を利用して訪れたい、編集部注目の展覧会をピックアップしてお届けする。
建築家・坂茂の設計による愛知県の豊田市博物館が、谷口吉生が設計した豊田市美術館の隣に開館した。
ラテンアメリカ出身かつクィアを公表する初の芸術監督アドリアーノ・ペドロサ率いる、第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展が4月20日に開幕した。西洋美術史のかたよった視座をあらためて問い、そこでの「外国人」の存在に注目。企画展「Stranieri Ovunque / Foreigners Everywhere(どこでも外国人)」に選ばれた330組ものアーティストとその作品が示す世界観について、企画展と国別パビリオンの2回に分けて現地レポートをお届けする。
ポーラ ミュージアム アネックスで久保寛子の個展「鉄骨のゴッデス」が開幕した。会期は6月9日まで。
第21回
美術館/博物館の学芸員(キュレーター)や研究員が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第21回は、国立民族学博物館で開催中のみんぱく創設50周年記念企画展「水俣病を伝える」(〜6月18日)をピックアップする。「水俣病を伝える」活動とそれに取り組む人びとに焦点を当て、約150点の資料とともに紹介する本展が目指したものや課題について、プロジェクト・リーダーの平井京之介が語る。
キャリア初期には「もの派」のひとりとして活動し、ほどなくして絵画表現を模索する道を歩んだ吉田克朗。「触」シリーズを精力的に手がけるなか、1999年に55歳で逝去した作家の全貌にせまる大規模な回顧展「吉田克朗展—ものに、風景に、世界に触れる」が初めて開催される。展覧会を担当する神奈川県立近代美術館の学芸員・西澤晴美に話を聞いた。
アート作品の真正を見定めるのは古来、至難の業だった。しかし現代のテクノロジーを活用して、この課題を解決せんとするサービスが誕生した。AIによって贋作すり替えの有無を見極め、ブロックチェーンで書き換え不可のデジタル証明書を提供する「clarus ID」だ。4月には、京都 蔦屋書店での個展にて利用されることとなる。サービスを開発運営する株式会社clarus代表取締役の東原達矢、サービス利用の現場である京都 蔦屋書店の荒川玲衣、そして今回初めてサービスを利用するアーティスト井村一登に、clarus IDの意義や使い心地について語りあってもらった。
1790年創業の老舗茶舗として知られる福寿園(京都)が、四条通りにある京都本店7階に新ギャラリー「アートスペース福寿園」をオープンさせた。その狙いとは?
福岡・六本松の六本松 蔦屋書店に新たなギャラリースペースがオープン。こけら落としとして植田工の個展「Among The Daughters Of The Air」を開催する。
東京都美術館で、画家・田中一村(1908〜77)の大回顧展「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」が開催される。会期は9月19日〜12月1日。