金沢市、広島市、大阪市の各都市で、回遊型の芸術祭「AUGMENTED SITUATION D 〜回遊する都市の夢〜 powered by PLATEAU」 が開催される。会期は11月8日〜2025年1月中旬。
本企画は国土交通省が推進する日本全国の都市デジタルツイン実現プロジェクト「PLATEAU」の一環として、空間レイヤープラットフォーム「STYLY(スタイリー)」とともに開催されるもの。コンテンツ制作や都市回遊型のARイベントを簡単かつ低コストに実施できる環境の構築や、展覧会への市民参加を通した街のにぎわい創出を目的としている。
キュレーターを吉田山、プロデューサーを浅見和彦、ディレクターをゴッドスコーピオンが務める。参加作家は以下のとおり。内田聖良、梅沢和木、小田原のどか、髙木遊、たかくらかずき、久保寛子、こだまたち、平田尚也、山/完全版、ALTEMY、Alternative Machine、Aokid、ゴッドスコーピオン、GROUP+波立裕矢、Prius Missile + りつこ。
PLATEAUの3D都市モデルを元に、STYLY 上で金沢・広島・大阪の 3都市のテンプレートを公開。各エリアで制作・配信されたXR(AR/MR/VR)作品を誰もが楽しむことができる。
体験者は街をめぐりながら AR アートを体験することで、各地の文化や産業に触れながら、街の魅力の再発見をすることが可能。加えて、各会場エリアの作品間を繋ぐ AR 空間ナビゲーションと 3D エリアマップの展開を行い、視覚的にも魅力的なガイダンスを提供する。
加えて、イベントに連動して誘致作家だけではなく、市民参加型の「都市の夢」をテーマにしたワークショップも開催。市民が作成した作品の展示も実施する。