第2回
[ARTIST IN FOCUS]小寺創太:排除アートの暴力と親和する観客の倒錯を問う、放置プレイと二枚舌の倫理。
展示の主体である作家の身体を、自ら対象化することで、展覧会や演劇における形式を攪拌させるパフォーマンスを生み出す小寺創太。Token Art Centerでの個展「調教都市」に際して、彼が考える作品、作家、鑑賞者の関係、そこに潜む倒錯や倫理について話を聞いた。
第2回
展示の主体である作家の身体を、自ら対象化することで、展覧会や演劇における形式を攪拌させるパフォーマンスを生み出す小寺創太。Token Art Centerでの個展「調教都市」に際して、彼が考える作品、作家、鑑賞者の関係、そこに潜む倒錯や倫理について話を聞いた。
第8回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第8回は、国立西洋美術館で開催中の「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」展を担当した陳岡 めぐみ(国立西洋美術館主任研究員/国立アートリサーチセンター〈仮称〉準備室)が、本展の経緯と背景について語る。
第3回
『地域アート 美学/制度/日本』などの著書で知られる批評家・藤田直哉が青森県内にある5つの美術館・アート施設を巡る5回連載。第3回は、2020年に酒造工場を改修し開館した弘前れんが倉庫美術館を紹介する。
第4回
2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。6月、一時帰郷する。
第1回
クリエイターやアーティストによるNFT作品をクレジットカードや暗号資産で購入できるNFTマーケットプレイス。アートコレクター・マツノヒロユキにNFTマーケットプレイスでNFT作品を購入してもらい、その特長や魅力を語ってもらった。(PR)
第4回
30年以上にわたり年間数百回、美術館・博物館に足を運び続けている「ミュージアム・マニア」であり、「青い日記帳」主宰の中村剛士(Tak)がはじめて美術館を訪れる人向けに、美術館の楽しみ方をエリアごとにご案内。今回は渋谷編をお届けする。
第58回
雑誌『美術手帖』1981年11月号より、寺山修司「美術館=忘却の機会 知の劇場としての考察」を公開。7000字を超える論考では、人間と美術館のあり方に対していまなお色褪せない寺山の考察が展開されている。
第1回
東京新都庁舎にある壁画などで知られている洋画家、大沢昌助(1903〜1997)。その作品展が、東京・広尾のアルフレックス東京で開催されている。会期は7月26日まで。
第54回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第54回は、記憶をもとに食べたものを描き残し続ける小林一緒(こばやし・いつお)さんに迫る。
第10回
世界最小のアート・コンプレックスを名乗る東京・墨田区の「文華連邦」。オルタナティヴスペース「DOGO」の栗原あすかや岡田真太郎、「文華連邦」で展示経験のあるアーティストの佐藤清の談話を交えながら、呼びかけ人の三原回に話を聞いた。
第2回
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト]設立メンバーのひとりであり、TOTAL ARTS STUDIES(TAS) プログラム・ディレクター、ロジャー・マクドナルドによる、気候危機とアートについての連載記事シリーズ。ニュースとインタビューで海外の動向の「いま」をわかりやすく紹介する連載の第2回は、サンフランシスコを拠点に活動するアーティスト、ジェシー・シュレシンジャーへのインタビューをお届けする。*The English version is below the Japanese.
第7回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第7回は、東京・表参道にあるGYRE GALLERYで開催中の「世界の終わりと環境世界」展を企画した飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長)が、本展の思想的背景について語る。
第7回
アートコレクターとして、現代美術のコレクションを行ううえでの基礎的な知識やルール、知っておいた方が良い豆知識などをお届けするシリーズ企画。アートコレクター・コバヤシマヒロが案内する。
第5回
展覧会に行くと会場で必ず見かけることになる看視員。都内の美術館で看視業務を受託する株式会社協栄で、国立新美術館の看視業務責任者を担当する小杉脩に仕事の内容や目的、やりがいなどを聞いた。
第2回
現在、箱根のポーラ美術館では過去最大規模となる企画展「ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に」が開催中だ。タイトルにある通り、従来のコレクションの代表作に新収蔵作品を加えたこの豪華な展覧会を、女優・モデルとして活躍する中条あやみと訪ねた。案内役は本展を担当したキュレーターのひとりであるポーラ美術館学芸員・工藤弘二。
第10回
急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。
第4回
アート・バーゼルとUBSが毎年公表している「The Art Basel and UBS Global Art Market Report」。アジアのアートマーケットの可能性やNFTブームの行方、そしてウクライナ戦争やコロナ禍による燃料価格の高騰やサプライチェーンの混乱がもたらす影響について、レポートの著者クレア・マカンドリュー博士にオンラインでインタビューを行った。
第6回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第6回は、東京国立博物館で開催中の「沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」を担当した三笠景子が、東京国立博物館の琉球コレクションの歴史や本展の展示の意義を語る。
第3回
2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。拾ってきた子犬に名前が付いた。
第3回
経済発展を背景に、中国では毎年新しい美術館・博物館が続々と開館し、ある種珍異な光景を見せている。本連載では、そんな中国の美術館生態系の実態を上海在住のキュレーター・金澤韻が案内。第3回は、中国本土唯一の公立現代美術館「上海当代芸術博物館」(PSA)をお届けする。