
薄れゆく記憶をつなぎ止める。山本基個展「時に宿る-Staying in Time-」がYUKIKOMIZUTANIで開催中
「塩」を用いて床に巨大な模様を描くインスタレーションや、アクリル絵具や岩絵具を使用した平面作品などを発表する現代美術作家・山本基。その個展「時に宿る-Staying in Time-」が、ギャラリー・YUKIKOMIZUTANIで開催中。会期は5月6日まで。

「塩」を用いて床に巨大な模様を描くインスタレーションや、アクリル絵具や岩絵具を使用した平面作品などを発表する現代美術作家・山本基。その個展「時に宿る-Staying in Time-」が、ギャラリー・YUKIKOMIZUTANIで開催中。会期は5月6日まで。

アートユニット・tupera tupera(ツペラ ツペラ)と建築家・遠藤幹子が手がける参加型展覧会「しつもんパーク」が彫刻の森美術館で開催される。会期は4月28日〜2024年3月31日。

家具や日用品のようなオブジェクト、照明や映像を組み合わせた空間をつくりあげてきた玉山拓郎の個展「Something Black」が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。会期は4月8日〜28日

第67回
ラファエロ生誕を記念して、雑誌『美術手帖』2013年5月号「ラファエロ」特集より、画家・諏訪敦と国立西洋美術館主任研究員・渡辺晋輔の対談をお届けする。ルネサンス期の巨匠ラファエロの実像を、作品と歴史の両面から掘り下げる。

2019年に刊行され、2021年に国際的なデザイン賞である「東京TDC賞2021グランプリ」を獲得した書籍『日本国憲法』。これをベースにした展覧会が、都内3会場(無人島プロダクション、青山|目黒、ジュンク堂書店池袋本店)で開催される。

3月8日の国際女性デーに合わせ、渋谷PARCOで行われた「ゲリラ・ガールズ展」。渋谷のセレクトブティック「Sister」が倉敷芸術科学大学・川上幸之介研究室協力のもとに開催した同展の意義を、武蔵大学准教授・ミュージアム研究者の小森真樹が振り返る。

アート・バーゼルとUBSによる、昨年の世界美術品市場を分析するレポート「The Art Basel and UBS Global Art Market Report 2023」が発表された。市場規模は前年比で3パーセント増の推定678億ドル(約9兆円)となり、今年のレポートでは日本の市場についても初めて言及された。

再開発のため現在休館中の複合文化施設「Bunkamura」。その休館に伴い、「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」が6月16日、「渋谷TOEI」跡地にオープンすることが発表された。

香港・西九龍文化地区(WKCD)にアジア新本社をオープンさせたフィリップスにおいて初のセールが3月30、31日に実施された。

旧朝香宮邸の邸宅空間を活かし、東京都庭園美術館で年に一度開催されている建物公開展。今年は、「邸宅の記憶」をテーマにした展覧会が行われている。会期は6月4日まで。

太田市美術館・図書館で開催中の「なむはむだはむ展『かいき!はいせつとし』」。作家・演出家・俳優の岩井秀人、俳優・ダンサーの森山未來、シンガーソングライターの前野健太の3名によって2017年から始動したプロジェクト「なむはむだはむ」に、美術家・彫刻家の金氏徹平も加わり、初めて展覧会としてクリエーションを展開させた展示を、キュレーターの小金沢智がレビューする。

2024年秋、東京・京橋にグランドオープン予定の「TODA BUILDING」。ギャラリーコンプレックスをはじめ、アートが大きな要素を占める同ビルの注目すべきポイントをまとめる。

美術家の中ザワヒデキ、草刈ミカを中心に発足した「人工知能美学芸術学研究会」。同研究会が昨年12月にパルテノン多摩で、不可能に近い演奏が求められるチャールズ・アイヴズによる交響曲第4番が演奏された。なぜ、人工知能の探求とオーケストラによる交響曲演奏が接続したのか。多摩美術大学芸術学科教授で美術ジャーナリストの小川敦生がその意義を分析する。

3月28日に逝去したことが発表された坂本龍一。その死に、美術界からも多くの追悼の声が上がっている。

第4回
アルバム『12』には、坂本龍一自身の言葉として「日記」というキーワードが寄せられているが、彼が作品制作においてこの言葉を使用するのはこれがはじめてではない。本記事は、『12』を紐解くためのコラムの第一弾。坂本龍一の1980年代からの「パフォーマンス」を「日記」というキーワードとともに振り返り、『聴く』ことの音楽を論じる。

日本を代表する音楽家として大きな足跡を残した坂本龍一が3月28日にこの世を去った。享年71。

アジア最大級のヴィジュアル・カルチャー博物館である「M+」をはじめ、香港故宮文化博物館、戯曲センターなど様々な文化施設が存在する香港の西九龍文化地区(WKCD)。同地区は、コロナ禍を経て渡航制限が解除された香港にどのような可能性をもたらしたのか。その実態に迫る。

第4回
全国の美大図書館司書による選書を紹介する「美大図書館の書架をのぞく」シリーズは、アートをもっと知りたい、アートも本も好きな読者に向けた連載企画。第4回目は、マンガ学部をはじめとしたユニークな学部編成でも知られる京都精華大学の情報館におすすめの本を聞いた。

山梨県北杜市の清春芸術村にある「光の美術館」で真鍋大度の個展「EXPERIMENT」が開催中。真鍋による最先端のテクノロジーを使用した実験的な作品が展示されている。

3月31日に閣議決定された観光立国推進基本計画。そのなかではアートに関連する計画も無視できない。注目すべきポイントをまとめた。