アートに関する重要テーマを知る。8月号新着ブックリスト

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年8月号では、アール・ブリュットの基礎文献や、都市の歴史を紐解く著作など、アートに関する重要なテーマを扱った4冊を取り上げた。

INSIGHT

第23回

【今月の1冊】トゥープが切り拓いた音楽シーンをめぐる自伝『フラッター・エコー 音の中に生きる』

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年8月号では、1960年代から活躍するイギリスの音楽家デイヴィッド・トゥープの自伝『フラッター・エコー 音の中に生きる』を取り上げた。

第15回

ミヤギフトシ連載15:ジュリー・オーツカ『天皇が神だったころ』『屋根裏の仏さま』 いなくなった人びと、残された断片

アーティストのミヤギフトシによるブックレビュー連載の第15回。今回取り上げるのは、第2次世界大戦中にアメリカで暮らした日系人たちを題材とした、ジュリー・オーツカの『天皇が神だったころ』と『屋根裏の仏さま』。ギャラリー小柳(銀座)で開催中の個展「How Many Nights」にもリンクする2つの物語を、アメリカの広大な風景とともにたどる。