2017年で開館10周年をむかえる沖縄県立博物館・美術館では、沖縄と世界をつなぎ、ときには遮断する「海」を共通テーマとした特別展を開催している。
現在、同美術館では、台湾との交流を歴史的な観点で紹介する展覧会「彷徨の海」を開催中。さらに12月19日からは、多彩な美術表現が交差するいまを見つめた「邂逅の海」が始まる。
「邂逅の海」に参加するのは、石田尚志、我喜屋位瑳務(がきや・いさむ)、袁廣鳴(ユェン・グァンミン)、ジュン・グエン=ハツシバ、山城えりか、山城知佳子など、沖縄にゆかりのあるアーティスト約30名。二つの展示を合わせて、合計百数十点の作品を展覧する。
なお博物館では、沖縄と海の関わりを、さまざまな視点から考える「海の沖縄-開かれた海への挑戦-」が行われている。