
アジア待望の美術館。ポンピドゥー・センターの上海別館、11月にオープンか?
今年春にオープン予定だった美術館プロジェクト「ポンピドゥー・センター上海(ウェストバンド)」が、今年11月の開館を目指していることがわかった。5年間にわたり行われてきたこのプロジェクトの正体とは?

今年春にオープン予定だった美術館プロジェクト「ポンピドゥー・センター上海(ウェストバンド)」が、今年11月の開館を目指していることがわかった。5年間にわたり行われてきたこのプロジェクトの正体とは?

2014年にフランス・トゥールーズにある民家の屋根裏で、カラヴァッジョ作とされる《ユディトとホロフェルネス》が見つかった。「歴史的発見」とも称されるこの作品は、6月27日に同地でオークションに出品される。それに先駆け各国を巡回中の本作の、ニューヨークでの展示を取材してきた。

1991年生まれのアーティスト・高橋臨太郎の個展が東京のBLOCK HOUSEで開催された。自身の身体によって空間に働きかけるパフォーマンスや、映像やインスタレーションなどのメディアに物質や身体の限界までエネルギーを加え、「変化する意識」について思考する作品を発表してきた高橋。渋谷と原宿のあいだにあるギャラリーを会場に、東京という土地を自身の身体感覚で「測っていく」ことをテーマにした本展について、気鋭のアーティスト・大岩雄典がレビューする。

第16回芸術評論募集次席作品「インターネット民芸の盛衰史」の筆者、ウールズィー・ジェレミーによるレビュー。赤瀬川原平らが設立した「路上観察学会」の思想をたよりに、全国にチェーン展開する大型古本店「BOOKOFF」の洋書コーナーから現代社会における自由を見出す。

ミニマリズムの名を冠した東南アジア初の展覧会として「ミニマリズム - 空間、光、そしてオブジェ」が、シンガポールを代表する2つの美術館、ナショナル・ギャラリー・シンガポールとアートサイエンス・ミュージアムで開催された。ミニマル・アートを代表する作家から再評価されつつある女性作家、そして現代の表現までを取り上げ、ミニマリズムの解釈を拡大させた本展を、埼玉県立近代美術館学芸員の佐原しおりがレビューする。

カオス*ラウンジが、動画サービスniconicoの「ニコニコチャンネル」にてアートチャンネル「カオス*ラウンジの芸術動画」を開設。1年単位で構成したカリキュラムを、毎週生放送で配信するインターネットスクールが、本日5月31日よりスタートする。

2012年の東京都美術館リニューアルオープンを機にスタートした「都美セレクション グループ展」。今年は公募によって選ばれた3つの企画展が開催。また、同時期に2020年の企画も募集される。

彫刻家・髙山陽介の個展「ひろば」が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。本展では、木彫による頭部、レリーフ、自身をモチーフとした木版画、コラージュといった様々な表現を用いた新作を見ることができる。会期は6月8日~7月6日。

今年4月に発生した火災で尖塔が焼失した、パリを象徴する「ノートルダム大聖堂」に捧げるため、ガゴシアンがパリのギャラリーで「An Exhibition for Notre-Dame」展を開催。会期は6月11日〜7月27日。また本展による収益はすべてノートルダム大聖堂の改装と修復に寄付するという。

LEDライトを用いた作品によって「生死」を表現することで知られるアーティスト・宮島達男。そのパフォーマンス作品にフォーカスした個展「Counting」が、東京のAkio Nagasawa Gallery Ginzaで開催される。会期は5月31日〜8月31日。

日本で美術を学んだ経験を持つドイツのアーティスト、エリック・スワーズの個展「私私私 君君君 彼ら彼ら彼ら 我々が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。会期は6月7日〜7月6日。

神奈川県・箱根町のポーラ美術館が、3回目となるアウトドアイベント「FOREST MUSEUM 2019」を開催。美術館の敷地である富士箱根伊豆国立公園の森で宿泊キャンプが体験できるこのイベントは、9月7日、8日の1泊2日で行われる。

山道を走る自動車や郊外の家並み、森のなかを歩く人物など、日常の一断面を描く画家、西村有。どこでもないどこかのような、異世界感をはらむ西村の絵画について、度々論じてきた大森俊克が、金沢21世紀美術館で開催された「アペルト09 西村有 paragraph」を中心に、「地域性」という視点を取り入れ、新たな風景論を展開する。

第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館のタイトルは「Cosmo-Eggs│宇宙の卵」。秋田公立美術大学大学院准教授の服部浩之がキュレーションを行い、美術家の下道基行、作曲家の安野太郎、人類学者の石倉敏明、建築家の能作文徳という異なる領域の専門家のコレクティブが体験の場をつくることを試みる。下道が数年間リサーチと撮影を続けている「津波石」を起点とする本展を、愛知県美術館学芸員の中村史子がレビューする。

宮城県を拠点に、フィールドワークに基づいた写真作品を発表してきた志賀理江子による個展「ヒューマン・スプリング」が東京都写真美術館で開催された。いまを生きる人々の心身の衝動や反動などに焦点をあてた新作写真インスタレーションが提示する問いとは何か。写真研究者の冨山由紀子がレビューする。

ストリートカルチャーなどを参照した抽象絵画を描くBIENと、昨年「UNDERCOVER」のショー音楽を担当するなど注目を集めるDJ兼音楽プロデューサーのMARS89が、2日間限定の2人展「Hole in the View」を開催する。会場は東京・渋谷のCONNECT gallery。会期は6月15日〜16日。

宇宙の断片などをモチーフに、異次元のような独自な作品世界を展開してきた大竹彩子による個展「COSMOS DISCO(コスモス・ディスコ)」が、5月31日より東京・渋谷のDIESEL ART GALLERYでスタート。会期は8月22日まで。

神奈川・箱根町のポーラ美術館で、開館以来初となる現代美術作家に焦点を当てた展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」が開催される。本展では、モネやピカソから彫刻、東洋磁器まで多岐にわたる同館のコレクションを、現代の表現とともに紹介。カンディダ・ヘーファー、ヴォルフガング・ティルマンス、磯⾕博史、横溝静など国内外のアーティストが参加する。会期は8月10日〜12月1日。

先天性の全盲であるミュージシャン・加藤秀幸の映画制作を追うドキュメンタリー『ナイトクルージング』が、全国順次公開されている。本作の監督を務めた佐々木誠は、視覚障害者と晴眼者が一緒に映画をつくることの暗喩として『ナイトクルージング』というタイトルをつけたという。様々な道具を駆使しながら、加藤とともに映像の手触りを獲得することを試みた同作を、キュレーターの飯岡陸がレビューする。

国際美術評論家連盟の日本支部にあたる美術評論家連盟(会長:南條史生)は5月26日付で、東日本電信電話株式会社とエヌ・ティティ ラーニングシステムズ株式会社に公開質問状を送付。これは、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で開催された展覧会「オープン・スペース 2018 イン・トランジション」の出品作である吉開菜央の作品《Grand Bouquet/いま いちばん美しいあなたたちへ》への改変とその報道を受けての動きとなる。