あいちトリエンナーレのあり方検証委員会、表現の自由に関する国内フォーラムを開催

あいちトリエンナーレ2019のために設置された「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」は、9月21日に愛知芸術文化センターで初となる公開フォーラムを開催する。

 

愛知県庁舎

 あいちトリエンナーレ2019の一企画である「表現の不自由展・その後」が展示中止された件を受け設置された「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」。この検証委員会が主催する初めての公開フォーラムが、9月21日に愛知芸術文化センターで開催される。

 テーマは、「『表現の不自由展・その後』について考える」。同検証委員会委員をはじめ、出展作家、芸術監督・津田大介らが出席し、「表現の不自由展・その後」の開催意図や展示内容の説明、検証委員会による作業内容報告、出展作家と参加者の意見交換などが行われるという。

 同検証委員会は11月末までの期限付き委員会。国立国際美術館館長・山梨俊夫を座長に、慶應義塾大学総合政策学部教授・上山信一(副座長)、アグロスパシア株式会社取締役兼編集長・岩渕潤子、国立美術館理事・太下義之、信州大学人文学部教授・金井直、京都大学大学院法学研究科教授・曽我部真裕の6名で構成。8月16日に初回会合を実施し、その際「表現の自由」に関する公開フォーラムを9月中を目処に開催することを決定した経緯がある。

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