
廃墟がアートと食の複合施設「大谷グランド・センター」として開館。YOSHIROTTEN初の常設作品も
大谷石の産地である栃木県宇都宮市大谷町にあった「旧・山本園大谷グランドセンター」がリノベーションされ、「大谷グランド・センター」としてオープンを迎えた。

大谷石の産地である栃木県宇都宮市大谷町にあった「旧・山本園大谷グランドセンター」がリノベーションされ、「大谷グランド・センター」としてオープンを迎えた。

東京・青山にある根津美術館で、企画展「綾錦 -近代西陣が認めた染織の美-」が開催される。会期は12月20日〜2026年2月1日。

第90回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第90回は、自閉症スペクトラムと診断された甲谷冬馬さんにとって、「内なる世界の記録」ともいえる創作行為に迫る。

年末年始も見ることのできる展覧会を首都圏を中心にピックアップ。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

第5回
数多く開催された2025年の展覧会のなかから、30人のキュレーターや研究者、批評家らにそれぞれ「取り上げるべき」だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回はCHAT紡織文化芸術館 館長兼チーフキュレーター・高橋瑞木のテキストをお届けする。

第4回
数多く開催された2025年の展覧会のなかから、30人のキュレーターや研究者、批評家らにそれぞれ「取り上げるべき」だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は彫刻家で評論家、出版社代表、横浜国立大学教員として活動する小田原のどかのテキストをお届けする。

物議を醸した、東京国立博物館が発表した「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」。その背景にあるミュージアムをめぐる構造的な問題とは? 文化政策の専門家が徹底的に解説する。

東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中のアンディ・ウォーホル「SERIAL PORTRAITS - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」展を藤原ヒロシが訪れた。日本のカルチャーシーンの一翼を担ってきたクリエイターの目に、ポップ・アートを生んだアンディ・ウォーホル作品はどう映ったのか。

草間彌生「INFINITY - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」展が開かれているエスパ ス ルイ・ヴィトン大阪を、NHK連続テレビ小説『虎に翼』やドラマ『恋せぬふたり』などで知 られる脚本家・小説家の吉田恵里香が訪問。稀代のストーリーメーカーの目に、草間彌生作品 はどう映ったのか。

今年のターナー賞にニーナ・カルーが選出された。障害のあるアーティストの受賞が、新たな時代の幕開けになることが期待されている。

東京・初台にある東京オペラシティアートギャラリーで「カイ・フランク展 時代を超えるフィンランド・デザイン」が開催される。会期は2027年1月16日〜3月22日。

リクルートホールディングスが運営するアートセンターBUGで、「バグスクール2025:モーメント・スケープ」が12月17日から2026年2月8日まで開催される。7人のアーティストによるグループ展、日々行われる参加型プログラム、会場での作品購入が有機的に組み合わさった企画だ。今年で第3回を迎え、すっかり年末の恒例行事となった同プロジェクトについて、立ち上げからゲストキュレーターとして携わる池田佳穂と、参加アーティストのAokid、芦川瑞季、吉田勝信が語る。

第3回
数多く開催された2025年の展覧会のなかから、30人のキュレーターや研究者、批評家らにそれぞれ「取り上げるべき」だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は文化研究者・山本浩貴のテキストをお届けする。

立命館大学が2026年4月に開設を予定する「デザイン・アート学部/同研究科」。これに先立ち、同大は同学部/研究科に教授としても着任するロボットデザイナー/美術家・松井龍哉およびフラワー・ロボティクスとともに新たな共同プロジェクトを始動させた。デザインとアート、そしてロボティクスが交わる未来の教育と創造の現場とは?

東京・広尾の山種美術館で、特別展「LOVE いとおしい…っ! -鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛-」が開幕した。会期は2026年2月15日まで。会場の様子をレポートする。

リチャード・タトルと青木淳による二人展「ほぼ空:青木淳+リチャード・タトル」が、東京・初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催。会期は2026年7月18日〜9月23日。

金沢の国立工芸館で、移転開館5周年記念 令和6年能登半島地震復興祈念「工芸と天気展 -石川県ゆかりの作家を中心に-」展がスタートした。会期は2026年3月1日まで。

第2回
数多く開催された2025年の展覧会のなかから、30人のキュレーターや研究者、批評家らにそれぞれ「取り上げるべき」だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回はArt Center Ongoing / Art Center NEW代表・小川希のテキストをお届けする。

2027年に開催される「第9回横浜トリエンナーレ」が会期とアーティスティック・ディレクターを発表した。

東京オペラシティ アートギャラリーにて、ダン・グレアムの包括的な回顧展が2026年10月17日〜12月20日の会期で開催される。寺田コレクションの秋景展、若手作家・田中藍衣の新作展示も同時期に展開される。