NEWS

8人のアーティストが解き明かす「土地の記憶と風景」。市原湖畔美術館開館10周年記念展が開催へ

市原湖畔美術館がそのほとりに建つ高滝湖と養老川をめぐり、8人のアーティストたちが美術館内外の空間にサイトスペシフィックな作品を展開する展覧会「湖の秘密 ―川は湖になった」が、同美術館にて開催される。会期は7月15日〜9月24日。

NEWS / EXHIBITION

ガウディはいかにしてサグラダ・ファミリア聖堂をつくったのか。東京国立近代美術館でその創造の源泉をたどる

スペイン出身で、カサ・ビセンスやサグラダ・ファミリア聖堂など世界遺産に登録された建築群で知られる建築家、アントニ・ガウディ(1852〜1926)。サグラダ・ファミリア聖堂に焦点を当て、ガウディの建築思想と造形原理を読み解く展覧会「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が東京国立近代美術館で開幕した。

NEWS / REPORT

チェルフィッチュが新作『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』を発表。日本語を母語としない俳優と協働

岡田利規率いるチェルフィッチュの新作舞台『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』が、吉祥寺シアターで8月4日〜7日、 ロームシアター京都 ノースホールで9月30日〜10月3日に上演される。本作は日本語を母語としない俳優との協働を構想して生まれた作品。

NEWS / EXHIBITION

渋谷で新たなアートプロジェクト。「Might Be Classics」の第1弾で現代美術家・菅野歩美の個展が開催へ

CCCアートラボが、渋谷広域圏においてにぎわいを創出することを目指す「まちづくり協定」の取り組みの一環として「Might Be Classics」プロジェクトを企画。その第1弾として、現代アーティスト・菅野歩美の個展「明日のハロウィン都市 / Halloween Cities of To-Morrow」が開催される。会期は6月18日〜7月7日。 

NEWS / EXHIBITION

制作者として、教師として、美術史に残るその軌跡。「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」がDIC川村記念美術館で開催

画家、デザイナー、そして美術教師として知られるジョセフ・アルバース(1888〜1976)を特集する展覧会「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」が千葉・佐倉のDIC川村記念美術館で開催される。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

脱植民地化と脱炭素化。2023年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展は「未来の実験室」を提示できたのか?

2年に1度開催されるヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展。第18回となる今年のビエンナーレは、ガーナ系スコットランド人の建築理論家レスリー・ロッコを総合ディレクターに迎え、「Laboratory of the Future(未来の実験室)」をテーマに掲げた展示が行われている。そのハイライトを、コーク大学ラディカル・ヒューマニティーズ・ラボラトリー ディレクターであり社会学者/現代美術の批評家であるエイドリアン・ファベルがレポートする。

NEWS / REPORT

「砂糖」を通じて近代の台湾と日本の関係を紐解く。YCAMで見る、許家維+張碩尹+鄭先喻の伝統と現代を織り交ぜたアプローチ

日本統治時代の台湾における砂糖産業を起点に、台湾と日本の歴史的関係や近代化の記憶をたどるプロジェクトを共同で行っている台湾出身のアーティスト、許家維(シュウ・ジャウェイ)、張碩尹(チャン・ティントン)、鄭先喻(チェン・シェンユゥ)。3人による新作を発表する展覧会「浪のしたにも都のさぶらふぞ」が、山口情報芸術センター[YCAM]で開催されている。

NEWS / REPORT

陶芸における革新的創造性とは? 「河本五郎─反骨の陶芸」展が菊池寛実記念 智美術館で開催中

東京・虎ノ門にある菊池寛実記念 智美術館で、戦後から高度経済成長期の日本社会を背景に、伝統や既成の価値観を客観的にとらえる論理的な思考で、その概念を推し広げた陶芸家のひとり・河本五郎(1919~1986)の没後、東京初となる回顧展「河本五郎―反骨の陶芸」が8月20日まで開催中。初期から晩年までの作品71点が展示されている。

NEWS / PROMOTION

世界は、自然は、いかにとらえることができるのか。武蔵野美術大学 美術館・図書館で「若林奮 森のはずれ」を見る

戦後日本の彫刻を牽引した彫刻家・若林奮(1936〜2003)の展覧会「若林奮 森のはずれ」が、東京・小平の武蔵野美術大学 美術館・図書館で開催中だ。約30年ぶりに再展示された《所有・雰囲気・振動―森のはずれ》(1981–84)をはじめ、本展の展示の様子をレポートする。

NEWS / REPORT