フランソワ・ピノーの私設美術館、コロナ変異種で開館延期へ。オープニング展の設置は完了
1月23日に開館を予定していた、フランスのアートコレクターのフランソワ・ピノーによる私設美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」(Bourse de Commerce)が、新型コロナウイルス変異種の影響でふたたび開館を延期。オープニング展の設置は完了し、来場者を迎える準備はできているという。
1月23日に開館を予定していた、フランスのアートコレクターのフランソワ・ピノーによる私設美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」(Bourse de Commerce)が、新型コロナウイルス変異種の影響でふたたび開館を延期。オープニング展の設置は完了し、来場者を迎える準備はできているという。
今年3月24日より国立新美術館で開催予定だった「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」の開催中止が発表された。新型コロナウイルス感染拡大によって、バチカンからの作品輸送が困難なためだという。
ペインティングや彫刻を中心に、現代社会における自然と人間の境界線を問う作品を手がける平子雄一。その個展「GIFT」が、東京・天王洲のKOTARO NUKAGAで開催される。会期は1月23日〜2月27日。
島根県立美術館で、建築家・菊竹清訓の仕事を振り返る展覧会「菊竹清訓 山陰と建築」が開催される。会期は1月22日~3月22日。
社会や権力、権威を皮肉る作品で知られるアーティスト、マウリツィオ・カテラン。その中国での初個展「Maurizio Cattelan:The Last Judgment」が、北京のユーレンス現代美術センター(UCCA)で開催される。会期は11月20日〜2022年2月20日。
第22回グラフィック「1_WALL」のグランプリ受賞者・ちぇんしげが、東京・銀座のガーディアン・ガーデンで個展「《壽桃》壽レ桃」(もも まんじゅう ももヲ ことぶク *レはレ点)を開催。桃饅頭をテーマに、そこから広がるイメージの連続や、言葉遊びから派生する作品群を展示する。会期は2021年1月26日〜2月20日。
20世紀でもっとも重要な画家のひとりであるフランシス・ベーコン。その制作過程を垣間見ることができるドローイングなどで構成された「バリー・ジュール・コレクション」が、神奈川県立近代美術館 葉山の「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる」でお披露目された。
クィアの生活や物語がいかに芸術のなかで表現されてきたのかを探る展覧会「Queer(クィア)」が、オーストラリア・メルボルンのビクトリア国立美術館(NGV)で開催。絵画、ドローイング、写真、装飾美術、ファッションなど、同館のコレクションから300点以上の作品を展示する。会期は12月10日〜2022年6月。
「がまくんとかえるくん」シリーズで知られる絵本作家、アーノルド・ローベル(1933〜1987)。その原画や資料を紹介し作家の人生に迫る日本初展覧会「アーノルド・ローベル」展が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで開幕した。会期は1月9日〜3月28日。
高砂香料工業株式会社が長年にわたり収集してきた、香りにかかわるコレクションから約240点を選りすぐり紹介する展覧会「香りの器 高砂コレクション展」が、東京・汐留のパナソニック汐留美術館で開幕した。
国内外で世代を問わず愛されるイラストレーター・水森亜土が2種類の新刊を出版。その出版記念展「水森亜土 カワイイ世界展」が、大丸神戸店の7階美術画廊で開催される。会期は1月13日~19日。
千葉県立美術館が1月13日より臨時休館することを発表した。
現在、会田誠による《疫病退散アマビヱ之図》を展示するなど、「コロナ時代のアマビエ」プロジェクトを行っている角川武蔵野ミュージアム。その第2弾として、鴻池朋子の《武蔵野皮トンビ》が公開された。
今週末にスタートする展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
1都3県に発令された緊急事態宣言を受け、夜間開館を中止するミュージアムが出ている。
モネやルノワール、セザンヌをはじめとするフランスで活動した作家28名を紹介する「ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス」が、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は9月18日~11月23日。
電柱や電線を通して東京を新たな視点で見つめなおす展覧会「電線絵画展 -小林清親から山口晃まで」が、練馬区立美術館で開催される。明治初期から現代に至るまでの電線・電柱が果たした役割と、各時代ごとに絵画化された作品の意図を検証し、読み解くことを試みる。会期は2月28日~4月18日。
現代アートに焦点を当てた展覧会「パラレル・ヒストリーズ 現代アートの諸潮流」が、静岡県立美術館で開催されている。草間彌生、アンゼルム・ キーファー、白髪一雄、名和晃平、河原温、ドナルド・ジャッド、リチャード・セラ、アニッシュ・カプーア、宮島達男など、世界のアートシーンを牽引してきた作家たちの表現を一望できる。会期は1月11日まで。
東京都の小池百合子知事は7日、緊急事態宣言の発令を前に、美術館・博物館についても「収容率50パーセント」などの協力を呼びかけると明らかにした。
ファッションブランド「メゾン・マルタン・マルジェラ」の創設者兼デザイナー、マルタン・マルジェラ。その初となるアート個展が、パリのアートスペース「ラファイエット・アンティシパシオン」で開催される。会期は4月15日〜7月25日。