自らが全曲の作詞・作曲を手がけたソロアルバム『Indigo』を発表したBTSのラッパー・RM。近年、アート界で大きな注目を集めるこのスターが、ニューヨークの現代美術館「Dia Beacon（ディア・ビーコン）」でのライブパフォーマンスを公式YouTubeで発表した。
Dia Beaconは、かつてのナビスコの箱の印刷工場を利用して2003年5月に開館した現代美術館。1960年代から現在までの同財団のコレクションを紹介するほか多彩な特別展なども開催しており、ニューヨークを代表する現代美術館のひとつだ。
今回発表された映像はDia Beaconの長期インスタレーション展示室で撮影されたもの。RMは全4曲を披露しており、ジョン・チェンバレン、ダン・フレイヴィン、そしてリチャード・セラの展示室が使用された。パフォーマンスだけでなく、作品の様子もじっくり楽しめる映像だ。
Dia Beaconは公式InstagramでRMが2021年12月に初めて同館を訪れたことを明らかにしており、「それから1年経ったいま、彼と組んでライブ映像を制作しました。彼の目から見たDia Beaconをお楽しみください」とメッセージを寄せている。
RMは2020年に韓国のアーツ・カウンシル・コリアによって「アート・スポンサー・オブ・ザ・イヤー」に認定されたほか、今年に入ってからは「アート・バーゼル」のポッドキャストに出演。また自身のInstagramでは頻繁に美術館やギャラリーを訪ねる様子をポストするなど、アートとのつながりがこれまで以上に高まっている。
