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「マリメッコ展 模様のちから」(京都文化博物館)開幕レポート。マリメッコの創造の美学をたどる大規模展【3/5ページ】

マリメッコの美学 ― 時代を超越する色、形、パターン

 続く展示では、ブランドを象徴するテキスタイルや衣服を通して、マリメッコならではの美学を読み解いていく。この章の見どころは、50年代から今日に至るまでの約70点に及ぶドレスの展示だ。

大胆な色彩のコントラストと多様なパターンが見どころ

 平面のテキスタイルとして見慣れたプリントも、衣服として立ち上がることで印象は大きく変わる。身体の動きや布の揺らぎによって模様は新たなリズムを生み出し、マリメッコのデザインが「着る」ことで完成することを実感させる。

 また、年代を追って展示を見ることで、色彩やフォルムは変化しながらも、「自然へのまなざし」「自由な発想」「暮らしを豊かにするデザイン」というブランドの思想が一貫して受け継がれてきたことも見えてくる。キャンバスとしてのドレスの物語をじっくりとたどりたい。

2022年から始まった「マリメッコ・アーティスト・シリーズ」の展示
ウニッコのパターンを使ったドレス

編集部