「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」 が開館へ。こけら落としとなる「ぐるぐる展—進化しつづける人類の物語」も開幕【5/5ページ】

6階、屋上

 6階には「足湯テラス」「月見テラス」がある。「足湯テラス」は草木に囲まれた半屋外の空間でリラックスでき、四季折々の自然を感じながら温かい湯に足を浸しながら、来館者同士が緩やかに交流できる施設だ。「月見テラス」は江戸時代にこの地に広がっていた海岸線の風景をデザインに取り入れたテラス。水面には月の映り込みを象徴する意匠が施され、月見や花見といった季節ごとのイベントも開催される予定だ。このテラスを眺めながら、隣接するガーデンレストラン「LAUBE(ラウベ)」で食事を取ることもできる。

江戸時代の高輪の海岸線をイメージしたという「月見テラス」
「MoNファーム」。ここで日本の在来種を中心に育成をし、長期的な環境の育成を行っていく

 さらに階段を上がった最上階の屋上には、自然が息づく「MoNファーム」が広がっている。ここには季節の花々や果樹、野菜、ハーブなどが植えられた菜園があり、館を彩る樹木の多くは日本の在来種が選ばれている。

地下シアター「Box1000」

 地下3階には、全面LEDを備えたシアター「Box1000」があり、ここでは、最新のテクノロジーを駆使した映像表現や、伝統芸能と現代アートが融合したパフォーマンスなど、地下ならではの没入感あふれるプログラムが展開される予定だ。

Box1000の2階席からの眺望。演劇から映像、ライブパフォーマンスまで様々な演目に対応

 Box1000では開館記念特別公演として「MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥」が開催される。これは「マンガを浴びる」というコンセプトのライブパフォーマンスとなっており、手塚治虫の不朽の名作『火の鳥 未来編』を原作に、巨大LEDスクリーンとロボットアーム「鉄腕アーム」を駆使して、マンガを「みんなで体験する」物語として解釈するという。

 「TAKANAWA GATEWAY CITY」という新たな街につくられた、新たな文化施設「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」。自由度の高いスペースと、駅と直結した利便性を兼ね備えた本施設が今後どのような催しを発信していくのか。注目していきたい。

編集部