「Zone 3|City:ぐるぐる動くまちと暮らし」「Zone 4|Culture:ぐるぐると文化をつなぐ」
第3章「Zone 3|City:ぐるぐる動くまちと暮らし」では、社会や生活を支える目に見えない「ぐるぐる」にスポットを当てる。テラダモケイ、TASKO、Gakki Lab.のコラボレーションによる、100分の1の紙の山手線が走り抜ける精緻なテラダモケイによる模型作品《山手線》や、慶應義塾大学環境情報学部脇田玲研究室による、18世紀から現代に至る世界の航路を可視化したデータビジュアライゼーション作品などが並ぶ。また、掃除や洗濯といった日々繰り返される「ぐるぐる家事図鑑」の展示など、身近な日常を再発見する展示も興味深い。


第4章の「Zone 4|Culture:ぐるぐると文化をつなぐ」では、時代を超えて継承される文化の「巡り」がテーマだ。京都の「樂家」による一子相伝の技、日本相撲協会の協力による土俵と横綱の展示、そして1万年動く時計を目指す「ロングナウ・プロジェクト」など、伝統と未来を繋ぐ多様な物語が紹介されている。
「Zone 5|Human:ぐるぐるがわたしをつくる」「Zone 6|Think:ぐるぐる考える」
第5章「Zone 5|Human:ぐるぐるがわたしをつくる」では、指紋やつむじといった身体的な特徴から日々の習慣まで、自分自身のなかにある「ぐるぐる」を意識させる展示が続く。本展のイメージキャラクターである巨大な「UZU」のバルーンとともに、身体のシステムを支える「ぐるぐる」について考えることができる。


最終章「Zone 6|Think:ぐるぐる考える」では、プロジェクションで描かれる回転運動の中に身を置きながら思考できる《ぐるぐるインスピレーション》が展示されており、本展を振り返りながら自らの思考で「ぐるぐる」と考える時間を提供。来館者は自身の内面へと問いを深めながら本展を締めくくることになる。
また、本展は音声ガイドにも工夫が凝らされており、声優の坂本真綾が演じるキャラクター「UZU」と、岡野友佑による「メグル」が案内役となり、五感を刺激するインスタレーションや香りの演出とともに、全6ゾーンの物語をナビゲートしてくれる。



















