HERALBONY Art Prize 2025「JR東日本賞」を受賞した作家・生田梨奈子の作品が東京モノレールを彩っている。
これは、「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー・へラルボニーと東京モノレールによる共創プロジェクトだ。「世界に繋がる 未来に羽ばたく」をテーマとした同プロジェクトの受賞作は、生田による《つながる風景》。画用紙ではなく紙やすりに色鉛筆で描かれた作品で、あらゆるものをつなぐというコンセプトが、すべての人の心豊かな生活の実現を目指すJR東日本のビジョンと重なったことが、受賞理由となっている。



これまで「自身の障害を公表することに抵抗があった」と語る生田にとって、今回の国際アートアワードへの応募は大きな一歩となったのだという。受賞、そして東京モノレールへの展開について、生田はプレスリリース内で次のようにコメントした。
私は、音楽に感動した時や気持ちが溢れる時に絵を描きます。エキサイティングしながら描いた絵を10枚並べたら新しい風景が広がった作品です。東京モノレールを利用される方の、楽しい、面白い、いつもとちょっと違う等のワクワクした気持ちと共鳴できたら嬉しいです。作品を使っていただきどうもありがとうございます
生田梨奈子コメント(プレスリリースより抜粋)
なお、この車両の運行期間は2026年7月31日までの予定となっている。




























