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「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」(大阪中之島美術館)開幕レポート。ゲーム制作者はどのように名作をつくり出したのか【4/5ページ】

 ROUND3「ファンタジーとリアリティ」は、現実にはないキャラクターや世界をいかにリアリティを付与しながら表現するのか、技術やデザイン面から考える。

ROUND3「ファンタジーとリアリティ」展示風景より、「『らしさ』を描く –キャラクター造形の秘伝書–」 ⓒCAPCOM

 会場では「ストリートファイター」シリーズの登場キャラクター・春麗の白い石膏像にプロジェクション・マッピングによってグラフィックを重ねることで、3DCGモデルにいかなるつくり込みがされているのかを視覚的に紹介。また、キャラクター造形において、デザイナーたちがその人体構造をどのようにとらえているのかなどもパネルなどで紹介されている。

ROUND3「ファンタジーとリアリティ」展示風景より、「『らしさ』を描く –キャラクター造形の秘伝書–」の春麗 ⓒCAPCOM

 さらに「モンスターハンター」シリーズのフィールドの模型にも、プロジェクション・マッピングが施され、ゲーム内の自然環境がどのようにつくりこまれていったのかを表現。ほかにも、懐中電灯を模したセンサーを壁面に向けることでゾンビなどの映像が投影されることで、「バイオハザード」の世界観を体験できる「新ウォークスルー体験」のコーナーなども用意されている。

ROUND3「ファンタジーとリアリティ」展示風景より、「モンスターハンター超立体図鑑」 ⓒCAPCOM

編集部

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