ROUND3「ファンタジーとリアリティ」は、現実にはないキャラクターや世界をいかにリアリティを付与しながら表現するのか、技術やデザイン面から考える。

会場では「ストリートファイター」シリーズの登場キャラクター・春麗の白い石膏像にプロジェクション・マッピングによってグラフィックを重ねることで、3DCGモデルにいかなるつくり込みがされているのかを視覚的に紹介。また、キャラクター造形において、デザイナーたちがその人体構造をどのようにとらえているのかなどもパネルなどで紹介されている。

さらに「モンスターハンター」シリーズのフィールドの模型にも、プロジェクション・マッピングが施され、ゲーム内の自然環境がどのようにつくりこまれていったのかを表現。ほかにも、懐中電灯を模したセンサーを壁面に向けることでゾンビなどの映像が投影されることで、「バイオハザード」の世界観を体験できる「新ウォークスルー体験」のコーナーなども用意されている。
