EXHIBITIONS
ダイエー海老名店を銘記するための展覧会 空地のラプソディ
神奈川県海老名市のパープルームギャラリーで、同館が入居するダイエー海老名店の閉店に合わせた展覧会「海老名ラプソディ」が開催されている。
2025年8月にダイエー海老名店の専門店街にオープンしたパープルームギャラリー。同店が41年の歴史に幕を下ろすことに際し、本展はショッピングセンターという場所が紡いできた生活や記憶を美術の視点から記録し、分かち合う「お別れ会」として企画された。
展示の核となるのは、尾関立子による幅3メートルに及ぶ大作《Vacant lot》だ。本作は、丈夫な三椏紙(みつまたし)に刷られた24枚の銅版画を継ぎ合わせたもので、数種類の図柄を反復させながら、深い腐食を施すことで版画の再現性を超えた表現を試みている。草花が生い茂る空地の風景は、海老名の原風景とも重なり、静かな活力を感じさせる。
また、本展には海老名にゆかりのある作家たちが多数参加。同ギャラリー店長の梅津庸一、副店長の安藤裕美をはじめ、地元・海老名高校出身で現在は町田で版画工房を営む河原正弘、近隣の写真スタジオで成人式を撮影した経験を持つ海老名在住の卜部鈴木などが名を連ねる。
タイトルの「ラプソディ(狂詩曲)」は、複数の曲調がメドレーのように繋がる自由な楽曲形式を指す。多様な業種の店舗が軒を連ねる専門店街のあり方を、素朴かつ愚直なキュレーションによって展覧会へと昇華させる。
2025年8月にダイエー海老名店の専門店街にオープンしたパープルームギャラリー。同店が41年の歴史に幕を下ろすことに際し、本展はショッピングセンターという場所が紡いできた生活や記憶を美術の視点から記録し、分かち合う「お別れ会」として企画された。
展示の核となるのは、尾関立子による幅3メートルに及ぶ大作《Vacant lot》だ。本作は、丈夫な三椏紙(みつまたし)に刷られた24枚の銅版画を継ぎ合わせたもので、数種類の図柄を反復させながら、深い腐食を施すことで版画の再現性を超えた表現を試みている。草花が生い茂る空地の風景は、海老名の原風景とも重なり、静かな活力を感じさせる。
また、本展には海老名にゆかりのある作家たちが多数参加。同ギャラリー店長の梅津庸一、副店長の安藤裕美をはじめ、地元・海老名高校出身で現在は町田で版画工房を営む河原正弘、近隣の写真スタジオで成人式を撮影した経験を持つ海老名在住の卜部鈴木などが名を連ねる。
タイトルの「ラプソディ(狂詩曲)」は、複数の曲調がメドレーのように繋がる自由な楽曲形式を指す。多様な業種の店舗が軒を連ねる専門店街のあり方を、素朴かつ愚直なキュレーションによって展覧会へと昇華させる。
