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「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」(大阪中之島美術館)開幕レポート。ゲーム制作者はどのように名作をつくり出したのか【2/5ページ】

 展覧会はROUND1〜3とBONUS STAGE、FINAL ROUNDの5章で構成されている。会場入口ではイントロダクションとして、カプコンキャラクターが大行進するアニメーションを上映。16メートルにわたる巨大なスクリーンに映し出された「ストリートファイター」「ロックマン」「バイオハザード」「デビルメイクライ」「逆転裁判」「モンスターハンター」といった、同社の代表的なゲームシリーズのキャラクターが気分を盛り上げる。

展示風景より、キャラクターパレード ⓒCAPCOM

 ROUND1「カプコン ゲームクロニクル」は、カプコンのこれまでの活動を軸に、ゲームの歴史を振り返るエリアだ。本章の冒頭では、同社の代表的な作品シリーズの系譜が壁一面の系統図やプレイ画面、ゲームパッケージ、ととも紹介されており、40年にわたるその歴史を振り返ることができる。

ROUND1「カプコン ゲームクロニクル」展示風景より、主要タイトル系統図 ⓒCAPCOM

  加えて、「ストリートファイター」のリュウ、「ロックマン」のロックマン、「バイオハザード」のレオン、「戦国BASARA」の伊達政宗といったキャラクターを、衣装や小道具、フィギュア、歴代のグラフィックや開発資料とともに紹介。さらに、ゲームのパッケージやポスターなども壁一面に並ぶ。

ROUND1「カプコン ゲームクロニクル」展示風景より、キャラクター展示 ⓒCAPCOM

編集部

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