第4回「Tokyo Gendai」がパシフィコ横浜で開催へ。今年の見どころは?【5/5ページ】

Tane “Seed”

 前回は実施されなかったデジタルアート部門「Tane “Seed”」が今年は復活する。NFT、映像、アニメーション、AR、VR、ゲームなどを扱う同セクターでは、台湾のギャラリーとアーティストを特集する特別プロジェクトを実施する。

FAMEME《Fancy Fantasy!》(2024) © FAMEME. Courtesy Chi-Wen X MOV Collection

 TAEX(ロンドン)は、マリーナ・アブラモヴィッチのアバタープロジェクト、ケビン・アボッシュによる合成写真シリーズ「Goldfish」、フランチェスコ・ディサによる機械の想像力をテーマにした哲学的な作品を紹介。Chi-Wen(台北)はFAMEME(余政達 / ユ・チュンタ)による消費社会が生む「偽りのロマンス」を描く《Fancy Fantasy!》を展示する。

黒川良一《oscillating continuum》(2013 Artworks © RYOICHI KUROKAWA Photo courtesy of Studio RYOICHI KUROKAWA Courtesy of Takuro Someya Contemporary Art

 また国内からはTakuro Someya Contemporary Art が、音と映像、データと物質の間を行き来し、鑑賞者の 身体を体験の一部として取り込む黒川良一の作品を展示する予定だ。

 フェアディレクターの高根枝里は、Tokyo Gendai について「何世紀にもわたり芸術をかたちづくってきた様々な手法と、未来を切り拓く新たな創造の試み、その双方に開かれた場を提供している」とコメント。共同創設者のマグナス・レンフリューも、同フェアが日本が世界のアートマーケットにおいて重要な役割を果たしているとしたうえで、「日本の現代アートの幅広さと卓越したクオリティを体験いただくために設立された使命をさらに前進させたい」と意気込みを語っている。

 なお今回は前回に続き、株式会社三井住友フィナンシャルグループがプリンシパルパートナーとなるほか、ディオールがオフィシャルプレミアムパートナー、ペリエ ジュエがオフィシャルシャンパーニュパートナーとなる。

編集部

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