小山登美夫ギャラリーからはトム・サックス、サム・フォールズらをはじめ、山本桂輔による彫刻作品、伊藤慶二によるセラミックの作品が出展される。TARO NASUからは今年ポーラ美術館で個展も開催したライアン・ガンダーの作品が並ぶ予定だ。


ときの忘れものからは戦後の創作版画活動にも関わった内間安瑆、その妻でデモクラート美術家協会にも参加した内間俊子によるコラージュ作品が出展される。またそのデモクラート美術家協会を率いた瑛九のフォト・デッサンなど、日本の戦後美術史にとって重要な作家の数々が紹介される。


2年ぶりとの出展となるLEESAYAからは田中秀介が、またギャラリー北欧器からはエドヴィン・エールシュトレム、ヴィルヘルム・コーゲらの50年代の作品が出展される。

メインビジュアルはアーティストの宮島達男が手がけ、2007年に発表したCounter Skin in Hiroshima-3 goldが起用された。
さらに、本フェアでは、昨年新設した映像作品にフォーカスするセクション「FILMS」の新しいエディションが企画されている。「FILMS」は、国内の美術市場における映像作品の占める割合規模を踏まえ、映像作品のエコノミクスの強化・整備にコミットすることを目的としている。企画ディレクションはnon-syntaxが担当。
なお本フェアは、都内近郊の美術館(上野の森美術館、SOMPO美術館、戸栗美術館)と連携し、チケット購入者を対象に、特別割引で入館できる優待プログラムを用意する。本フェアとあわせて、各館の展覧会も楽しむことができる仕組みとなっている。
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