ＳＯＭＰＯ美術館

　ＳＯＭＰＯ美術館は、日本初の高層階美術館として1976年に開館した「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」の移転にあたって名称を新しくし、2020年7月にオープン。

　洋画家・東郷青児が収集した作品および自作の寄贈品約300点から始まったコレクションに、フィンセント・ファン・ゴッホ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・ゴーギャン、ポール・セザンヌなどの印象派とポスト印象派や、アメリカの素朴派画家グランマ・モーゼスの作品などが加わり、現在の所蔵品は約630点におよぶ。アジアで唯一、ゴッホの《ひまわり》を鑑賞できる美術館としても親しまれている。

　東郷の絵画をイメージした、やわらかな曲線が特徴の建物は6階建て。2階がミュージアムショップと休憩スペース、3〜5階までが展示室となっている。