PARCEL(東京)とTHE SHOPHOUSE(香港)のブースでは、絵画とセラミックを軸に、ジョセフ・ジョーンズ、マサミツ、スティーブ・ハリソン、橋本知成の4名のアーティストを紹介。橋本の金属的な表面が現れた陶作品と、都市の色彩を独特の構図で表現するマサミツのここでしかない共演が楽しめる。

ほかにも、京都にゆかりのある作家を紹介する「キョウトミーティング」では、京都にゆかりのある国内外のアーティストや作品を紹介。国際性と地域性が交差する展示空間が創出されている。

さらに「パブリックプログラム」のキュレーションには、ドイツを拠点に国際的に活動するマーティン・ゲルマンと、日本在住でアジア各地のアーティストやインスティテューションと連携してきた木村こころが参加。「シンビオーシス:アート、そして共に生きる世界」をキュレトリアルテーマとし、多様な視点や知の交差によって共生の可能性を探っている。
また、アーティスト支援の取り組みも今年から拡充された。2023年から継続している「Pommery Prize Kyoto」に加え、2024年にタイで設立されたオルタナティブスペース「バンコク・クンストハレ」と連携し、出展アーティストにバンコクでの滞在制作の機会を提供する新プログラム「Bangkok Collaborate Kyoto Fellowship(BCK Fellowship)」が始動した。
5年目を迎え、秋の京都のアートイベントとしてさらに存在感を増すArt Collaboration Kyoto。本フェアでしか出会えないアーティストの作品の数々を、ぜひこの機会に楽しんでもらいたい。



















