2018年6月に東京・お台場にオープンした「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」(以下、チームラボボーダレス)が、2022年8月31日をもって閉館すると発表した。
チームラボボーダレスは、境界のないアート群による「地図のないミュージアム」として開館。初年度の年間来館者数は、オランダのゴッホ美術館を超え、単独のアーティストのミュージアムとしては世界最多規模となる約230万人を記録した。また、2019年の来館者数において、単一アート・グループとして、世界でもっとも来館者が多い美術館としてギネス世界記録に認定。『TIME』誌の「世界で最も素晴らしい場所 2019年度版(World's Greatest Places 2019)」や第25回ティア・アワードでの「優秀功績賞(Thea Awards for Outstanding Achievement)」受賞など、国際的にも評価が高い。
チームラボボーダレスは、閉館後の2023年に東京都心部で新たに開館を予定。どのような変化を遂げるか、注目したい。