ついにオープン! すみだ北斎美術館レポート
江戸時代の人気浮世絵師・葛飾北斎にまつわる美術館「すみだ北斎美術館」が11月22日、東京・両国にオープンした。北斎が生まれた町に誕生した美術館の魅力と、注目の北斎作品をレポート!
江戸時代の人気浮世絵師・葛飾北斎にまつわる美術館「すみだ北斎美術館」が11月22日、東京・両国にオープンした。北斎が生まれた町に誕生した美術館の魅力と、注目の北斎作品をレポート!
フランス・パリを本拠地に、ニューヨーク、香港、ソウルなど世界各国にギャラリーを展開するペロタンが2017年春、東京・六本木のピラミデビルに新スペースをオープンさせる。空間設計は建築家アンドレ・フー(AFSO)が担当。
Googleは、世界中の美術館が所蔵する作品をオンラインで鑑賞できる「Google Arts & Culture」のVRアプリをリリースした。
2017年4月20日に開業することが明らかになった銀座エリア最大の商業施設、「GINZA SIX」。ここにはアートファンも見逃せないポイントが数多く含まれている
イギリスのテート・モダンは、10月28日より毎月最終金曜日の夜間開館を大手アパレルのユニクロがサポートすると発表した。プログラム名は「UNIQLO TATE LATES」となる。
前衛芸術家・草間彌生が今年度の文化勲章を受章することが明らかになり、都内の事務所で記者会見を開いた。
伝統木版画の技術を保存し、技術者を育成することを目的に設立されたアダチ伝統木版画技術保存財団が主催する「第8回 アダチUKIYOE大賞」の募集が始まっている。募集対象となるのは「浮世絵」が意味している「現代風の絵」だ。
1982年に熱海に開館し、現在改修休館しているMOA美術館が、2017年2月5日にリニューアルオープンを迎える。基本設計とデザイン監修を手がけるのは、現代美術家・杉本博司と建築家・榊田倫之が主宰する「新素材研究所」。「創立者・岡田茂吉の願いを継承した美術館」「伝統と現代を融合したデザイン」「素材の見立てによる空間の創造」の3つをコンセプトに、大きく生まれ変わる。
ピカソをはじめ、ミロ、ウォーホール、草間彌生など、20世紀から今日までを代表する有数のアートコレクションを誇る富山県立近代美術館が2017年8月26日に「アート」と「デザイン」という2つのコンセプトを融合させ、「富山県美術館」として開館する。それにともない、新たなロゴマークおよびロゴタイプが発表された。
2016年4月、『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に日本人として唯一選ばれ、87歳の今なお、精力的に作品を制作し続ける草間彌生。その草間が2017年2月、東京の国立新美術館で過去最大級となる個展「草間彌生 わが永遠の魂」を開催する。9月28日に同館で行われた記者会見では本人が登壇、その様子をレポートする。
フランス現代美術を代表する作家クリスチャン・ボルタンスキーの個展「アニミタス-さざめく亡霊たち」が、東京都庭園美術館(目黒)で9月22日から開催されている。ボルタンスキーは、これまで歴史的な記憶や死をテーマに、映像作品やサイトスペシフィックな作品を制作してきた。日本でも、ジャン・カルマンと共作した新潟・越後妻有の《夏の旅》(2003)や香川・豊島の《ささやきの森》(2016)といった作品を発表している。東京初個展に寄せて来日した作家の言葉とともに、本展をレポートする。
東京・白金にある児玉画廊、山本現代、URANO(ARATANIURANOから名称変更)と、東雲のユカ・ツルノ・ギャラリーが9月10日、天王洲の「TERRADA Art Complex」に移転、新スペースをオープンする。天王洲は昨今アート事業に力を入れている寺田倉庫が本拠地としている地域。東京のアートシーンで新たな起爆剤となる「TERRADA Art Complex」構想、その狙いとは。
篠山紀信によるすべて新作の撮り下ろしで構成された篠山紀信展「快楽の館」が原美術館で9月3日より開催される。篠山と原美術館館長の原俊夫との対話がきっかけで開催へと至った本展。篠山本人が美術館の建物に魅了され、「この場所でヌードを撮りたい」という希望から作品の撮影場所と展示場所が同じという珍しい展覧会が実現した。
現代写真の世界において最も重要なアーティストのひとり、トーマス・ルフの日本初となる美術館個展が8月30日より東京国立近代美術館で開催される。2013年に国立新美術館で個展を開催したアンドレアス・グルスキーに続く、「ベッヒャー派」の展覧会としても、開幕前より話題を集めていた。本展は18シリーズ、122点の作品で構成。初期の「Interieurs」(Interiors)やルフの代名詞的存在でもある「Porträts」(Portrait)をはじめとする代表作が集まるほか、最新作の「press++」シリーズでは、本展が世界初公開となる作品も展示されている。
美術品価格と美術品索引で世界をリードするデータバンク「Artprice」は2016年上半期の世界美術品市場報告を発表。米英が数字を下げるなか、中国が世界シェアトップとなった。
2011年3月11日の東日本大震災から5年。震災発生2日後に消灯された、宮島達男のパブリックアート作品《Counter Void》が再点灯される。「Relight Days」と題し、2016年3月11日の点灯式に始まり、3日間にわたって未来の社会や人間のあり方を考えるワークショップやトークセッションを予定。1月28日に行われた開催発表記者会見での宮島達男の言葉とともに、本プロジェクトを紹介する。