なお、前庭の人工池は1937(昭和12年)に設置され、約90年が経過。近年では水質悪化や壁面の亀裂、漏水が確認されており、維持管理の困難さが課題となっていた。2024年12月には安全確保を優先し排水措置が取られ、池は空の状態に。博物館は池の修繕コストや景観的価値、芝生エリア創出の効果などを総合的に検討した結果、今回の構想にいたったという。
東京国立博物館は、「日頃から関心を寄せ、意見を寄せてくださることに心より感謝する」とし、寄せられた声を踏まえながら「共に歩む持続可能な博物館」を目指す姿勢を示した。また、プロジェクトに関する意見を受け付ける専用フォームも新設している。
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