この取り組みについて、東京国立近代美術館の小松弥生館長は、「カードを使うたびに美術館のことを思い出してもらえる。またカードを使うお店の方にも、美術館のことや仕組みを拡散してもらえる」とその意義を強調。「寄付金は鑑賞者がよりよい環境で美術を楽しめるように活用させていただきたい」と語る。
また国立科学博物館の栗原祐司理事・副館長は、「ミュージアムファンにとってみれば、よくやってくれたという取り組み。これをきっかけに、これまであまり当館に来館していない世代にも足を運んでもらえれば」と期待を寄せる。
丸井は、このカードの結果次第で、ほかの美術館にも同様の取り組みを広げていきたい考えを示している。

