フジテレビは27日に行った一連の報道に関する記者会見のなかで、今年秋の開催が予定されている「東京お台場トリエンナーレ2025」(10月18日〜12月25日)について言及した。
同トリエンナーレは東京都とお台場トリエンナーレ実行委員会が主催。この実行委員会にはフジテレビが入っており、実行委員長はフジテレビ取締役副会長の遠藤龍之介が務めている。また会場にはフジテレビ本社屋なども含まれているのが特徴だ。
27日の会見でトリエンナーレへの影響を問われた遠藤副会長は、「トリエンナーレに限らず、様々なとことでフジテレビと組むのは控えたいとう動きが出ている。トリエンナーレを予定通り運営できるとは思えない」とコメント。「今年はできない。中止するかどうかは決まっていないが、延期も中止もありえる」とし、予定通りの開催は困難との見解を示した。
なお、同トリエンナーレのアーティスティック・ディレクターには建畠晢、三木あき子、山峰潤也(25年1月に逝去)が名を連ねており、すでに、草間彌生らの参加が発表されていた。