都が芸術文化従事者の相談窓口を用意。東京芸術文化相談サポートセンター 「アートノト」が10月にオープン

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が、東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」を10月2日に総合オープン。アーティストや芸術文化の担い手を総合的にサポートするため「相談窓口」「情報提供」「スクール」の3つの機能を用意する。

 東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が、アーティストや芸術文化の担い手の持続的な活動をサポートし、新たな活動につなげていく東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」を10月2日に総合オープンさせる。

 芸術文化の分野では、フリーランスや小規模団体で活躍しているアーティストが多く、書面によらない不明確な契約やハラスメントなどの様々な課題に直面してきた。こうした人々の持続的な活動を支えるため、「アートノト」はオンラインを中心に、弁護士や税理士といった外部の専門家等と連携しながら、「相談窓口」「情報提供」「スクール」の3つの機能によりアーティストや芸術文化の担い手を総合的にサポートしていくという。

 「相談窓口」としては「創作活動を行う場所を知りたい」「芸術文化活動の助成金について知りたい」「確定申告の仕方がわからない」など、様々な悩みや困りごとの解決に向けてお手伝いする相談窓口を開設。10月2日の10時よりオープンする。

 「情報提供」では芸術文化に関する悩みや困りごとの解決に役立つ情報等を掲載する公式ウェブサイト(10月2日10時にオープン)を開設し、東京都に加えて国や民間のさまざまな情報を一元的に発信する。

 そして「スクール」では芸術文化活動の充実に役立つ実務的な知識やスキルの習得を目指した無料のオンライン講座を幅広い層を対象に提供。すでに開講している会計・税務講座、ハラスメント講座等に続き、11月以降にはビジネススキル入門講座、法務講座の開講を予定している。

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