チームラボ、全長112メートルのパブリック・アートを上海の地下鉄駅に常設展示

チームラボによる全長約112メートルの巨大なパブリック・アート《Gold Waves - Lujiazui Station》が、上海の陸家嘴(ルージャーズイ)駅構内で常設展示される。公開は12月30日。

チームラボ《Gold Waves - Lujiazui Station》(2021)のイメージ

 チームラボによる全長約112メートルの巨大なパブリック・アートが、12月30日より上海の地下鉄駅構内で展示される。

 常設となる本作《Gold Waves - Lujiazui Station》は、上海の中心エリア陸家嘴(ルージャーズイ)に位置する「陸家嘴駅」にて、地下鉄2号線と、新たに開通する地下鉄14号線を結ぶ乗り換え通路に展示。毎朝の利用者数が3万人を超えるという上海最大規模の主要駅で、長い乗り換え通路を誰でも体験できるアート空間に変える。

 同作は、コンピューター上の空間で、三次元上の水の動きをシミュレーションし、波を構築するもの。水を無数の粒子の連続体で表現し、その挙動で立体的な線の集合が描かれる。

 チームラボは2019年、上海に新ミュージアム「teamLab Borderless Shanghai」を開館。昨年6月にはマカオに常設展「teamLab SuperNature Macao」をオープンさせた。ヨーロッパでは、オランダドイツでも常設展や新ミュージアムを予定している。

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