2018年6月、東京・お台場に開館してから1年で約230万人もの来場者を集めた「チームラボ・ボーダレス」。これに次ぎ、世界で2つ目となるチームラボの常設美術館「EPSON teamLab无界美术馆:teamLab Borderless Shanghai」が11月5日、上海・⻩浦濱江にオープンする。
その特徴は、「チームラボ・ボーダレス」のコンセプトをさらに拡張した複雑で立体的な空間。約980台のムービングライトを使用した作品など、いくつかの大規模な作品が世界初公開となる。
同館は「Borderless World」「光群落」「ランプの森」「EN TEA HOUSE 幻花亭」の4つのセクションから構成。なかでも無数の光が走り回る巨大なインスタレーション《光群落》は上海で初めて完成状態で展示されるほか、チームラボの代名詞とも言える《ランプの森》は東京の約1.5倍の大きさとなっている。
また「EN TEA HOUSE 幻花亭」では、茶を点てることで器のなかに花が咲く作品を展開。周囲の環境と地続きな作品を手のひらのなかで、茶とともに楽しむことができる。
上海の新たな名所となることが期待される「teamLab Borderless Shanghai」。前売りチケットは公式チケット販売サイトほか、各種ウェブサイトで販売中だ。