NEWS / HEADLINE - 2020.2.27

国立美術館など6館も休館を発表。新型コロナによる自粛要請により

政府の新型コロナウイルスに対する自粛要請を受け、東京国立近代美術館、国立西洋美術館、国立新美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館、国立映画アーカイブが休館することになった。

東京国立近代美術館

 新型コロナウイルスの影響による政府の自粛要請を受けて、国立博物館に続き国立美術館でも休館が決まった。

 休館となるのは、東京国立近代美術館工芸館を含む)、国立西洋美術館国立新美術館京都国立近代美術館国立国際美術館で、期間は2月29日から3月15日まで。その後の予定についてはあらためて告知をするとしている。また、5館と同じく独立行政法人国立美術館が運営する国立映画アーカイブも、同期間の休館を決めた。

 今回の休館に伴い、各館で開催中の企画展も中断または終了となる。

 東京国立近代美術館では「ピーター・ドイグ展」が開催中。いずれも6月14日までの開催予定だったが、今回の休館にともない2月29日より中断となる。今夏に金沢へと移転する工芸館についても3月8日まで開催予定だった「所蔵作品展 パッション20」が中止に。移転前最後の展覧会であったが、期せずして期間途中での終了となった。

 国立西洋美術館では「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」が3月3日より開催される予定となっていたが、休館を受けて開幕を延期。あらためての開催日程は現在のところ未定だ。

 国立新美術館では「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」が、3月16日まで開催予定だったが、中断となる。3月16日の開館については、あらためて告知をするとしている。また、国立新美術館では他にも公募展を開催中だが、3月1日までの「令和元年度第43回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」と、3月2日までの「新構造東京展」「現日春季書展」は、いずれも2月28日までと会期を短縮する。

 京都国立近代美術館では「チェコ・デザイン 100年の旅」が3月6日より、「ポーランドの映画ポスター」が3月17日より開幕する予定だったが、スケジュール通りに開催されるのかは現在のところ未定となっている。また、3月15日までの開催を予定していた、国立国際美術館の「インポッシブル・アーキテクチャー ―建築家たちの夢」は、期間を短縮し2月28日で終了となる。

 国立美術館の休館決定を受け、大型の展覧会にも影響が及んでいる。休館期間以降の再開スケジュールについても、続報を待ちたい。