アン・ヴェロニカ・ヤンセンの国内初個展が銀座メゾンエルメス ル・フォーラムで開催。空間・光・知覚を揺さぶる体験を提示【2/2ページ】

身体と感覚にアプローチする10余点の作品群

 展覧会タイトルの「東京、銀座5丁目4-1」は、会場である銀座メゾンエルメス ル・フォーラムの所在地に由来する。このタイトル自体が、特定の「場所」に対するヤンセンの物理的・身体的、かつ概念的な観察眼を象徴している。

 本展では、90年代から現在に至る表現の系譜から厳選された10余点の作品で空間を構成。光や空気、時間といった目に見えない要素を自在に扱い、展示空間そのものを感覚的な緩衝地帯へと変容させる予定だ。

アン・ヴェロニカ・ヤンセン《Green, Yellow and Pink》(2017)人口霧、カラー照明 サイズ可変 Photo: Andrea Rossetti Courtesy of Esther Schipper
アン・ヴェロニカ・ヤンセン《Blue Glass Roll (405)》(2017)鋳造ガラス 直径約42×21cm Photo: Andrea Rossetti Courtesy of Esther Schipper
アン・ヴェロニカ・ヤンセン《Blue Papegaai》(2010–17)ガラス、パラフィンオイル、セリグラフ、木製台座 Photo: Andrea Rossetti Courtesy of Esther Schipper