「豊原国周展 明治のダイナミズム」(川崎浮世絵ギャラリー)
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川崎浮世絵ギャラリーの「豊原国周展 明治のダイナミズム」が2月9日に閉幕する。
豊原国周(1835〜1900)は明治を代表する浮世絵師で、とくに歌舞伎役者の似顔絵で知られている。役者の半身像を画面いっぱいに描いた大首絵や、三枚続の大画面を活かしたダイナミックな構図で人気を博した。本展では、国周の初期作品、東海道に見立てた役者絵シリーズ、美人画など、国周の多彩な画業を紹介。また国周の弟子・楊洲周延(1838〜1912)の作品も並ぶ。
なお国周の作品は「豊原国周生誕190年 歌舞伎を描くー秘蔵の浮世絵初公開!」(静嘉堂文庫美術館、1月25日~3月23日)、「ネオ江戸:豊原国周」(青山目黒、1月25日~2月24日)「生誕190年記念 豊原国周」(太田記念美術館、2月1日~3月26日)でも見ることができる。
会期:2025年1月5日~2月9日
会場:川崎浮世絵ギャラリー
住所:神奈川県川崎市川崎区駅前本町12-1 川崎駅前タワー・リバーク3階
電話番号:044-280-9511
開館時間11:00~18:30 ※入館は閉館の15分前まで
休館日:1月13日、1月14日
料金:一般 500円 / 高校生以下無料
「原田裕規:ホーム・ポート」(広島市現代美術館)
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広島市現代美術館の「原田裕規:ホーム・ポート」が2月9日に閉幕する。レポート記事はこちら。
本展は、地元・広島出身であり、2012年に「ラッセン展」や「心霊写真展」の企画で鮮烈なデビューを飾り、いまも精力的な活動を見せる原田裕規の美術館における初めての大規模個展。展示は「プロローグ/エピローグ 影を追いかける」で始まり(終わり)、「見ることの力」「何かを待つような感覚」「夢のような光景(ドリームスケープ)」の3章で構成されており、これまでの原田の多様な作品に加え、建築と呼応する新作も見ることができる。なお、本展にあわせて、天王洲のANOMALYでは原田の個展「夢と影」が3月1日まで開催中。
会期:2024年11月30日〜2025年2月9日
会場:広島市現代美術館
住所:広島県広島市南区比治山公園1-1
電話番号:082-264-1121
開館時間:10:00〜17:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月
料金:一般 1100円 / 大学生 800円 / 高校生・65歳以上 550円 / 中学生以下無料
今週開幕
「おかえり、ヨコハマ」(横浜美術館)
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横浜美術館で2月8日からリニューアルオープン記念展「おかえり、ヨコハマ」が開催される。
本展では、横浜美術館コレクションの名作の数々を新たな視点で紹介。加えて、横浜市歴史博物館、横浜開港資料館、横浜都市発展記念館、横浜市民ギャラリーなど、おもに市内の施設が所蔵する作品や資料も展示。また、本展のためにアーティストに委嘱した新作をグランドギャラリーなどで披露する。
作品を読み解くための鍵は「横浜」、そしてリニューアル後の同館の活動理念の柱である「多様性」だ。今回は「多様性」という観点のもと、横浜にまつわる作品のなかで、開港以前の横浜に暮らした人びと、女性、子ども、様々なルーツを持つ人びとなど、これまであまり注目されることのなかった存在に改めて光をあてる。
会期:2025年2月8日~6月2日
会場:横浜美術館
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
電話番号:045-221-0300
開館時間:10:00~18:00 ※入館は17:30まで
休館日:木、3月21日(ただし3月20日は開館)
料金:一般 1800円 / 大学生 1500円 / 高校・中学生 900円 / 小学生以下 無料