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原田裕規

Yuki Harada

Photo: Kaori Nishida

 原田裕規は1989年山口県生まれ。2016年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。とるにたらないにもかかわらず、社会のなかで広く認知されている視覚文化をモチーフに作品を制作している。文化庁新進芸術家海外研修制度研修員として2017年にニュージャージーに、2021年にハワイに滞在。 2023年にTERRADA ART AWARDファイナリストに選出。

 主な個展に「やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」(日本ハワイ移民資料館、2023)、「KAATアトリウム映像プロジェクト」(KAAT神奈川芸術劇場、2023)、「Unreal Ecology」(京都芸術センター、2022)、「アペルト14 原田裕規 Waiting for」(金沢21世紀美術館、2021)、単著に『評伝クリスチャン・ラッセン』(中央公論新社、2023)、『とるにたらない美術』(ケンエレブックス、2023)、編著に『ラッセンとは何だったのか?』(フィルムアート社、2013)、作品収蔵先に広島市現代美術館、日本ハワイ移民資料館など。