「DIC川村記念美術館 1990–2025 作品、建築、自然」(DIC川村記念美術館)
東京へのリロケーションとダウンサイジングの最終方針が決定した千葉・佐倉のDIC川村記念美術館。同館で、現在の場所では最後となるコレクション展「DIC川村記念美術館 1990–2025 作品、建築、自然」が2月8日より開催される。
本展では、全展示室を使用し、美術館の基礎であるコレクションを網羅的に紹介。101室の「印象派からエコール・ド・パリへ」から203室のネオダダからミニマリズム、日本の現代へ」に至るまで、約180点のコレクション作品が展示される。
会期:2025年2月8日〜3月31日
会場:DIC川村記念美術館
住所:千葉県佐倉市坂戸631
開館時間:9:30〜17:00 ※入館は16:30まで
休館日:月(3月31日は開館。月曜が祝日の場合は開館し、翌平日)
料金:一般 1800円 / 学生・65歳以上 1600円 / 高校生以下無料
嶌村吉祥丸「what is good ? 」(BOOK AND SONS)
目黒の AND SONSで、嶌村吉祥丸による初の写真集「what is good ?」の発売を記念して展覧会が始まった。
嶌村は、アーティスト、写真家としての領域に留まることなく分野を越境し、様々な表現者と協働することで写真を通じて人やもの、世界と対話するように活動を続けている。本展では、過去10年間のキャリアのなかで、東京、パリ、ベルリン、モスクワ、ラオス、ニューヨーク、ポートランドなど世界各地を巡るなか「"good"とはなにか」という問いへ向き合うことから選ばれた写真が並ぶ。
会期:2025年2月6日~2月25日
会場:BOOK AND SONS
住所:東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番 BOOK AND SONS
開館時間:12:00~19:00
休館日:水
料金:無料
ウェイド・ガイトン「Drawings for Tokyo」(思文閣銀座)
思文閣銀座でウェイド・ガイトンの個展「Drawings for Tokyo」が始まった。
本展は、外部キュレーターを招く「Ginza Curator’s Room」の11回目を飾るもの。ガイトンは2000年代初頭より、デジタル画像制作の状態と影響について一貫して探求を続けており、エスパス ルイ・ヴィトン東京でも大規模な個展が開催中だ。
キュレーターにパリを拠点に国際的に活躍するニコラス・トレンブリーを招く本展は、トレンブリーとガイトンの長年にわたる密接な交流によって実現。ふたりで神保町を巡った際に出会った北大路魯山人のカタログを素材としたガイトンの新作のドローイングとペインティングを初公開する。
会期:2025年2月7日~2月28日
会場:思文閣銀座
住所:東京都中央区銀座5-3-12 壹番館ビルディング
電話番号:03-3289-0001
開館時間:10:00~18:00
休館日:日祝
料金:無料