今年5月に逝去した、世界的に知られる絵本『はらぺこあおむし』の作家であるエリック・カール。その絵本の世界観に基づいてデザインされた、日本初のインドアプレイグラウンド施設「PLAY! PARK ERIC CARLE(プレイパーク エリック・カール)」が、11月12日に複合型商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」にオープンする。
同施設は、子供も大人も楽しめる9つのブースと、オリジナル商品や知育玩具のセレクトショップ「Hungry Market」で構成。創造性、発見、遊び、自然などを大切に考えていたカールの思いに沿って、遊びや学びを通じて子供たちが成長できるように、様々な工夫が施されている。
例えば、「ディスカバリーゾーン」は子供たちが大好きな虫や動物に出会い、発見する場所。ジャングル、夜の森、海の生き物など、カールが描いた虫や動物、昆虫標本などが登場する。
「アスレチック」は、スウェーデンで約70年の歴史をもつヨーロッパ最大の公園メーカーHAGS社製の遊具によるアスレチックが設置されており、子供たちが自由に体を動かせる場所。「オートマタ&ザ・ルーブ」は、日本を代表するオートマタ作家の原田和明氏が手がけた、触って遊べるからくり人形やゲーム、絵本の物語を舞台にした、ボールを入れて遊ぶ巨大な装置「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」が楽しめるゾーンだ。
そのほか、カールの世界観をテーマにした様々な種類のワークショップが体験できる「アトリエ」や、人気絵本『パパ、お月さまとって!』に登場するまん丸お月様を展示し、そのなかに実際に入ることができる「お月さま」、2歳未満児限定の部屋である「ベビーエリア」なども設置。ブースのなかには、ジュースやコーヒーなどフリードリンクのサービスもあり、ゆっくりとした時間を過ごしたい。